こんにちは、音音です。
2024年になりましたね。喪中なので明けましておめでとう言うのは控えてますが、今年もどうぞ当ブログをよろしくお願いします。
本題に入る前に、能登大地震の被災者の方々へ、できるだけの無事をお祈り申し上げます。ご報告するほどのものでもないとは思いますが、微力ながら我が家からご支援させていただきました。
と、思っていたら今度は羽田で飛行機事故。小倉で大規模火災。ええい!! もう、どうなっとんじゃ!! いいから楽しいことの話しましょうか!! こんな時にこの世から楽しいことが減ったら終わりですよ!!!
とりあえずウチのおせち料理を見てください!!
エビの塩焼き、たらこの煮付け、数の子、黒豆、こぶまき、伊達巻き、かまぼこ、たつくり、酢蓮根、小判焼き、タコの煮付け、ゼリー寄せ、お煮しめ。岐阜県美濃地方と大阪府の折衷おせち。
栗きんとんやイクラなど、我々があんまり好きじゃないものは入ってませんが、ここにある品目はお重の外に軽く倍量はあります。そうです、人間二人とも大喰らいです。
大晦日まで音音が仕事で遅かったため、毎年二人で作っているおせちですが、今回は彼氏が全部作ってくれてました。神かよ……
で、もちろんこれを生き物たちにもお裾分けし、一緒に新年のお祝いをします。去年は↓
togimarufriends.hatenablog.com
こんな感じ。全員よく食べてくれました。
今年はどうかな? 去年よりもかなり生き物が増えてます。まずはブツを用意しましょうか、ブツを。
はい調理過程ドン。さっきの品目の中で生き物たちが食べられそうなものといえば、小判焼きとエビ。上の写真は丸めた鶏ひき肉を、黄金のだし汁で煮ています。この残っただし汁には数の子を漬けます。数の子の残りで煮てるんじゃない。生き物ご飯の残りで人間用の数の子を作る。
煮えております。「小判焼き」なので、私が作るともう少し小さいサイズなのですが、彼氏は出血大サービスでハンバーグサイズにしてくれました。うまそぉ〜〜だけどお重に詰めるのは大変だった。
はい、出来上がり。仕事行ってたから写真が少ないけど、許してくんろ。エビは一匹で生き物全員分。彼らの体に支障が出ない程度の塩がうす〜〜〜〜くかかっております。
エビのカラをむいて、
生き物ごとの量を取り分けます。
小判焼きも削いでおきます。さあお前たち、ご馳走だぞ!
まずはウーパー……
エビぃぃ!!
デカすぎたのかな。顔すごい形になってるよ。このあと10分くらいかけてなんとか飲み込みました。
次はカニ。
左端にエビを入れました。……食べてくれません。いつもご飯は夜ですが、今日は人間が起きてすぐのお祝いということで、昼間にあげたからエサだと思ってないのかもしれない。
まあいいや、ほっとけば食べるでしょう。気を取り直して次はトウブドロガメのざぶまる。
ほら、小判焼きだよ。ペチペチ……
食べません。この偏食ガメめ。エビも食べなかったらどうしよう。腰が曲がるまで長生きしてほしいから、エビは食べてもらわないと困る。ていうか水槽表面に鉢植えが映ってて見にくいわね……
エビデスワッッッ!!! 丸呑みしました。新年早々、怒涛の好き嫌いです。
次はイモリ4きょうだい。
はっち、早速待ち構えていました。エビを一口丸呑みです。
はい、ひどら。エビだよ。ちょっとかじってる。
エ…………捨てた…………
え、もういらないの?? ほんとに?? ちょっとすていちゃんお邪魔よ、何してるのそんなとこで。
出てきたならあげるか……すていちゃん……
すていちゃん、食べました。ひどらは、一口食べるとその日はもう食べなくなるらしい。あの小さい一口で今日は終わりなんですか……。
長老ねぼのお出ましです。さっきまで、他の3匹のわちゃわちゃを水草の葉っぱの上からえらそうに見下ろしてましたが、ようやく降りてきましたね。ご降臨ですね。
よしよし。おいしいね。
次はトウブドロガメのおこげ。
おせちがあるよ、出ておいで。シェルターや水槽の奥で隠れているときは、カメプロスプレミアムの容器をシャカシャカ振ってやると、エサの時間だと思って出てくるんですよね。かしこい。
小判焼き!
エビ!! さすが、なんでも食べる偉いカメで有名なこげ。小判焼きもエビも美味しくいただきました。そういえば、今回初めて一緒に過ごすお正月だね君。
今回初めて一緒にお正月を過ごすのは、このうじきちも同じ。今からおせちを配ろうというのに寝ている。おーい。
ほら、小判焼きだよ。
水槽の底に落ちた部分まで拾って食べています。気に入ってくれた模様。
エビもどうぞ。さっきからかぶりつく時におめめギュッと瞑るの可愛すぎる。そしてやはり、海のエビはカメたちへのウケが格段にいい。
次はドジョウ。ドジョウは本来水槽のお掃除屋さんですが、基本的に水草や藻などの植物質が好きです。動物質で好きなのは、圧倒的にアカムシ。あとイトミミズ。虫か植物が基本というわけです。
だからこその悩みが、基本肉食の生き物たちと違って、特別なごちそうのバリエーションがほとんどないこと……。以前、かなりフワフワにほぐしたささみは食べてくれましたが、今年のおせちは……やはり縁起物なのでエビ食べてほしーなー。
というわけで、
ドジョウちゃんのエサ「川魚の主食」を、
ほぐしたごく少量のエビに練りこんで、
入れてみました。さて、どうかな?
はい、かわいいお尻しか写ってませんが、この後ちゃんとかじってるのを見ました。よかったよかった。生き物は「食べたくないものを無理して食べる」というムーブ、よっぽど特殊な場合でなければなかなかしませんから、まあ、食べてくれたということは気に入ってくれたのでしょう。残った分は、巻貝たちが食べるだろ。
これで、全員おせち料理を配り終わりました。みんな今年も元気に長生きしてくれよな!!
さて正月から災害対策が迫られる本年。今年の正月は三が日まるっとお休みをもらえていたので、地震の情報収集がガッツリできました。
岐阜県美濃地方ど真ん中から京都市に移り住んだ民音音は、運がいいことに「被災」と呼べるような災害にまだ一度も遭ったことがありません。だから、まだ防災は「意識する」程度の認識にとどまっていました。
濃尾地震を起こした日本最長の断層「根尾谷断層」と、日本有数の元洪水頻発地域・養老と海津にある輪中のご近所で、よくもまあ呑気にやってきたもんです。今回の震災で「それじゃダメじゃん」ってなりました。そう、ダメなのです。考えたくもないけれど、私たちのおそらくすぐ目の前に、南海トラフが控えている。
生き物がたくさんいる家だから、生き物の防災をより万全にしなければいけない。カメもちゃんと人工餌食べるようにしなければ、なんかあった時大変だぞ。近くで災害が起きた時、被災地の生き物に何ができるかも考えておかないと。とばかり考えていて人間の防災が大穴すぎるので、もっとそのへんを……ちゃんとしよう……
というわけで
地震を警戒するトウブドロガメのざぶまるを貼ってもろもろの祈願!
今回はここまでにします。
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それでは、次回もぜひよろしくお願いします。