こんにちは、音音です。
さてこの間、死に物狂いでコウモリランを苔玉に植え付けていました↓
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その過程で、試行錯誤しながらやったもんだから、使わなかったコケがめちゃくちゃ余ってしまったんですよね。捨てるのはいくら何でも可哀想だし……さて、苔玉のほかに苔をかわいく育てる方法といえば?
苔盆栽。苔テラリウム。生き物水槽のレイアウト。いろいろあるようですが、今流行りの苔テラリウム……いわゆる「コケリウム」を作ってみようと思います。
というわけでデン!!!!
これが彼氏が仕事で作ってきたコケリウムです。ガワは三角フラスコ、中で植物の重しにしているのは沸騰石。研究室で、科学者が端材を集めて適当に作ったような……なんというオシャレインテリアでしょう。
中に植わっているのは、チャセンシダやコツボゴケ。チャセンシダの葉っぱが、水滴を受けてキラキラ光っています。とてもキレイです。
写真ではフラスコの口が開いてますが、普段はここに木のボールを置いてフタにしています。ミニチュアとか作る用の、100均で売ってる木のボールです。
いいな〜、こんなコケリウム作ってみたいよお。
はい。まず用意しましたのがこちら。コウモリランを苔玉に植えようとチャレンジすること二回目、↓
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苔玉を作ってみてから、「一本一本が小さいので苔玉にするとバラバラに分解するため、苔玉には不向き」ということが分かったヤマゴケです。いやほんと調べてからやれよな。
ちなみにヤマゴケというのも俗称で、正確には「シラガゴケ」とか「ホソバオキナゴケ」とかいう種類のことらしい。
で、そのとき使えなかったヤマゴケは、コケリウムでかわいく育っていただくのだ。
こちらは、彼氏が冒頭のコケリウムを作ったときに買ってきて、余ったセット。奥の方のモソモソは全部コツボゴケですが、コケだけでなく、チャセンシダやトキワシノブなどの小さなシダ類、ウォーターコインのような水草もあります。シダや、陸で生きられる水草も、コケリウムにはもってこいのようです。
こちらは、行きつけのペットショップのアクアコーナーでセールしていたコウヤノマンネングサ。色はあまりよくないけど元気です。
今回、ガワとして使うのはこの瓶です。もちろん100均。蓋がかわいい。三角フラスコはおしゃれなのですが、瓶の口が細いので、初心者には作りにくいようです。なので、広口で深め大きめの瓶をチョイスしました。
これは普通のアルミ蓋ですが、本当はコルクの栓が一番通気性と密閉性のバランスがいいようです。なのでこの蓋は瓶に乗せる程度にして、密閉しないように管理しようと思います。
オオオオオオオオオオオワアァァァァァァァァ!?!?!? なにやっとんじゃお前エエエエエエエエエエエエエエ!!!!!! そのプリプリの尻をしまえ!!!!!!!!
失礼しました。彼氏の尻は素行が悪いんです。とりあえず土を作ります。
瓶の底に敷くだけなので、ごく少量でOKです。赤玉土8:川砂1:くん炭1。栄養分がなくて水はけのよい土なら何でもいいようなので、川砂やくん炭ではなく、鹿沼土などでもよいらしい。
混ぜました。なんかこの光景、砂場のおままごとみたいですね。オラ! 今日の飯はこれだよ! さっさと食いな!
瓶に入れていきます。
1.5~2㎝くらいの深さかな。
こんな風に、飾り石を置いてもよい。これは、カメの水槽に敷いてる低床の石の余りです。サイズにして、駐車場の石くらい。
さあ、主役を植えていくよ。まずはコウヤノマンネングサ。
ピンセットで茎の下を挿していきます。コウヤノマンネングサはコケの仲間なので、根っこがありません。ですから、本当なら湿った土の上に置いておくだけでも構わないのですが、なんていうか、それだと美観を損ねるので一応……木っぽく植えておきましょう。
と言っても、根っこがないとやはり立たせるのが難しい。石で押さえてなんとか立たせます。ていうか、最初に霧吹きで土を湿らせてやればよかったんだ。
次はチャセンシダでも入れようかな。
思ったより大きいな……
コウヤノマンネングサが引っかかってくっちゃくちゃ。
なんとか入りましたが、コウヤノマンネングサが倒れちゃった。台風が去ったあとみたいになってる。
隙間に山ゴケを敷き詰めていきます。かたまりでポンポンと置いていくような感じ。
全部置けたら、霧吹きで中をたっぷり湿らせて
側面のガラスについた水滴を、小さくちぎったティッシュで拭き取ります。この過程でまたコウヤノマンネングサを倒す。
できました!
うむ。上から見ると、ちょっと詰めすぎた感はあるけれども。成長して伸びてきたら、また中を整理してやらないといけないね。
キレイに撮り直してみた。南の島っぽくしたかったんだけど、う〜〜〜ん………なんか………荒れ果てた無人島って感じだな……。まあ、初めてだからこんなもんじゃろう。
私が作ってる間に、彼氏はだいぶ三角フラスコの中身を整理していたようだ。
ついでにもう一個コケリウム作ってるじゃん。こちらは丸くてかわいいですね。
コケリウム、材料さえ揃えば想像以上に簡単にできました。これを、10℃を下回らない程度の暖かくて明るい日陰に置いておき、カサカサになってきたら霧吹きでたっぷり水をやり、同時に二酸化炭素の添加ということで、息をフーッと吹き込んであげます。そんな感じの管理でしばらく育ててみて、その結果どう成長してどう手入れしていけばいいのかは、また別記事にしようかな。
今回はここまでにします。
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次回もぜひ、よろしくお願いします。