のんのんのおうち大自然

カメと植物と生きものたち

2023庭の冬準備記録⑤

 

こんにちは、音音です。

 

冬準備シリーズも5本目。ようやく11月中頃から11月末、まともに気温が下がってきた時期に入ってきました。と言っても、11月末はまだ夏日があったんですけどね。もうこの星は終わりだ。

5本目ともなると、もう流石に疲れてきましたよ。マラソンの終盤みたい。走り切れるのか、今年中に!!

さあいくぞ!!

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2回目記事の時に種を蒔いたワイルドベリー。異様に暖かかったのもあって、発芽まで10日ほどかかるという話が5日ほどで発芽しました。

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ニョキニョキ伸びて、もはやボーボーです。あっという間に、雲みたいなかわいい本葉が出始めているやつがいるので、


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間引きしました。本葉が大きくなったら、もう少し間引いて10本弱残せたらいいなと思っています。11月初旬。


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毎年、庭に勝手に咲く秋明菊。以前我が家に住んでいた人が植えたまま放って出て行ったものです。


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今年はなんだか調子が悪く、かなり徒長気味で花も小さい。まるちゃんが脱走した時に

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写真のように倒れてくるようになってしまったので、今年からこいつも我が家の者として面倒を見ようと思います。

しかし、地植えなので大してやってあげることがない。とりあえず花は全部散っているので、

 

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根元まで切り戻してスッキリ。秋明菊って、デカくて太くてカタい💕から、切る時ハサミぶっ壊れるかと思った。

もう少し寒くなったら、根元に敷き藁のお布団でもあげるかな。


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今年は11月末まで異常な夏日があったせいで、ビニールハウスの中のバジルたちはこの通り。もう晩秋だというのに、日本の冬を越せないはずの彼らはモッサモサに元気です。

しかし、そうは言っても冬はすぐそこですし、ぼちぼち畑を片付けて来年のための土づくりをしたいので、そろそろバジルさんたちからは種を採取したいのです。


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これはレモンバジルの穂。今年はバジルを6種つくりましたが、なぜかレモンバジルだけ巨大に育ち、おそろしい数の穂をつけています。

この写真で、真ん中の茎の周りについているヒラヒラに、ゴマくらいの種が包まれています。本当はこのヒラヒラが茶色く枯れると種が熟した証拠なのですが、待てど暮らせど茶色くなりません。仕方ないので、このまま収穫してから茶色くなるまで放っておいたらちゃんと種が熟すのか、しばらく実験するか…….。

というわけで、穂はもう全部収穫しちゃえ。

 

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収穫してたら一緒に何かのサナギまで収穫しちゃった。


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えっ……今から収穫する穂……食われてる……さっきのサナギと同じ虫だろうか?


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ちょ、待てよ…………!!! 何匹おんねん。


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こいつはおそらくイラクサギンウワバ。か、もしくはまだ茶色くないヨトウムシ。よく太っている。私はバジルの穂を収穫しにきたのであって、君たちを収穫しにきたわけではない。


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あまりに穂が多いので、もう株ごと引っこ抜きました。


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ハサミで種ができていそうな穂と、まだ使えそうな葉っぱだけを切り取って、トレーに広げてしばらく乾燥させましょう。引っこ抜いた株の方は、まあ、庭に適当に放って乾かしとくか……。


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まだいた、イラクサギンウワバ……。最後の一匹なので、しょうがないな、飼ってあげるか。


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さて。これはトスカーナバジルの穂ですが、しばらく前に熟していたので収穫して干しておいたもの。さっきのレモンバジルも、こうなるまで干しておきます。


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茶色くなった穂からは、こんな感じで黒いタネがパラパラ出てくるので、


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回収してこんなふうにポチ袋に入れ、冷蔵庫で春までおやすみ。他のバジルからも、早くタネ取りたいな〜。


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チェッカーベリーが紅葉しています。クリスマスの時期にはきれいな実がなるかな、と思ってたら、花がたくさん咲いたにも関わらず実はほとんどならなかった。


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ご覧の通り、なっているのは一個だけです。こいつはネットの集合知によると、成長スピードが遅いから植え替えはあまり必要ないらしい。しかし、こいつは特別元気だったのか、夏の間あっという間に伸びて、5号鉢がパンパンに。根詰まりが原因で実ができなかったのでしょうか。

それなら早いとこ植え替えしなきゃ……。しかしあまり調子が良くないのに、今から寒くなるこの時期に植え替えしたらダメージがヤバそうです。だから、


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上を切り詰めました。これで、しばらくは根っこもあまり成長しないと思いたい。


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かわいい新芽が出ています。ここが来年の春に成長を始めたら、ズボッと抜いて植え替えようかな。葉っぱの調子も悪かったので、よくない葉っぱは捨ててもう一度きれいな葉っぱをたくさん生やしてもらおうと思います。11月中ば。


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クリスマスローズは、気温が下がってきたと同時に新しい葉っぱを出し始めました。

でも、このままだと葉っぱが混み合いすぎです。株の根本あたりに日が当たらないと花芽が作られず、来年花が咲かなくなってしまうらしい。

だから、次々と新芽が出てくるこの時期に、古い葉っぱは少しすいてあげましょう。


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この鉢、3株も植ってんのか。そりゃ混み合うわ。色のきたない、古そうな葉を1枚か2枚、土の表面から2〜3cmのところで切ります。


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こんなもんです。だいぶスッキリしました。


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こいつも、


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古い葉が目立ちますね。枯れてるのは問答無用で取り除きます。


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スッキリ!


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こちら、種から芽が出た頃生育が悪くて、小さい鉢で一株ずつ育てている子。あんなに弱々しかったのに、今やこんなに葉っぱを出して……! でも、ここまでくると葉っぱ出しすぎなので


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ここまでスカスカに。可哀想なくらいハゲちゃいましたが、大丈夫。葉っぱ一枚しか残らなくても、間違えて新芽を切っちゃっても、冬の元気なクリスマスローズはあっという間に復活します。

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去年のこの子での復活実績がありますから、クリスマスローズくんたちには大いに期待しています。しかし、そんなもんなのでまたすぐ葉っぱを整理してやらなきゃいけなくなるかもしれないね。

なお、クリスマスローズは全草猛毒なので、切り取った後の葉っぱがその辺に散らからないよう気をつけましょう。自戒。12月初頭。

 

さて、冬準備作業のシメ!!! 最低気温が10℃を切ってきたので、乾燥休眠中のラナンキュラス球根を起こします。これで冬準備記録を終われるぞ!!

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こちらは去年のラナンキュラス起床の記事。この時のやり方に沿っていきましょう。

 

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大きめの鉢底皿に、バーミキュライトを敷き詰めます。霧吹きを用意して、これがビッチャビチャになるまで湿らせます。

去年は100均の「挿し芽・種まきの土」を使ってましたが、今年はその辺に置いてあったからバーミキュライトを使いました。バーミキュライトは軽いので、何も考えずに霧吹きをするとフワ〜〜〜って飛び散ります。分かってたのに何にも考えずシュッシュして机の上は土まみれになりました。バカタレが。

バーミキュライトに霧吹きするときは、至近距離からできるだけゆっくり吹きつけましょう……………………


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お茶パックに入れて、吊るして干しといたラナンキュラスの球根。去年は2株だったのですが、梅雨前に掘り上げてみたら、球根がポロリと分裂して3株になりました。

何の植物にしても、球根は腐りやすく、菌が入って感染症にもなりやすい。できるだけ植え付ける前に、余計な菌がつかないようにしてあげないといけません。

しかし梅雨前の私は、球根を掘り上げたあと、干す前にキレイに洗って、30分殺菌剤に漬け込む作業をちゃんとしていたのである。だからこのまま植え付けても感染症の心配はありません。過去の私が有能すぎて酔いそうだぜ。

 

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カラッカラに乾いた球根は、まるで紙ごみのよう……


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さっき湿らせたバーミキュライトに穴を掘って、


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埋めます。このまま一晩放置して、土からゆっくり水を吸ってもらいます。


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一晩後。立派な球根に戻りました。これほんと面白いな。乾燥した球根は、これにて目覚めました。


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では、早々に植え付けましょう。土を作ります。繊細な球根ちゃんは、乾燥したら割れてしまう、湿りすぎたら腐ってしまう、気難しい子なのです。土の配合は赤玉土5:腐葉土3:ピートモス2。保水性高めに配合し、水やりを控えめに管理しようかな。元肥のマグァンプくんも振りかけておきましょう。


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2割もピートモスを入れましたが、ピートモスはとっても酸性。だからその辺で売ってるピートモスは酸度を調整されているのですが、それでも有機質だから、水をやっているうちに酸性が強くなってくるのではと思います。

しかし、ラナンキュラスは酸性の土壌が嫌いらしい。だから、苦土石灰を多めに混ぜ込みましょう。うん、それにしたっていくら何でも↑は混ぜすぎだと思います。後悔しても遅いので、このまま植え付けます。トホホ…………


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プランターに土を入れたら、おっきくなった球根を、


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穴ほって、2cmくらいの深さに植えます。


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植わりました!!

 

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植え付け直後は腐りやすいから、水やりは1週間我慢。

……………というのをすっかり忘れて植え付け直後にたっぷり水をやりました。バカ〜〜〜………あんなに有能だった過去の私の功績を、全部相殺していく。さすが私。早速ちゃんと生えてきてくれるのか心配でたまりません。

去年植え付けたときは、1ヶ月近く出てこなかったので、気長に待とうと思います。12月中ば。

 

さて、これで冬準備作業はひと段落しました!! あとは、来年春に向けて冬中にしておかなければならない作業をぼちぼち片付けていくだけ。気温の下り具合を見ながら、こまごまと寒さ対策をしてやりながら春を待ちます。

ここからは我が家の農閑期。冬の忙しい時期だから、土をいじる仕事はお休みです。

……まあどうせ、なぜかそうはいかなくて次の日から普通に庭いじりするんですけどね。なんでだろうね。

 

今回はここまでにします。

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次回もぜひ、よろしくお願いします。

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