のんのんのおうち大自然

カメと植物と生きものたち

荒地を開墾せよ!新春庭仕事

 

こんにちは、音音です。

 

さてこのところ、植物関連の記事を書いてはいたものの、鉢植えをコチョコチョいじったり書きだめていたネタを記事にしたりで、実はデカ休暇中も含め、全く庭仕事は進んでいません。

でもねえ。今年はあったかくなるのが早いのよ。畑、土づくりからやろうと思うならボチボチ始めないと春に間に合わない。

仕方ない。やるか。畑……

 

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(この畑を………?????)

まさに荒地って感じになってます。去年の畑は全面にバジルを植えてましたので、タネを回収した後の枯れたバジルがツンツンと残っていますね。ツンドラだね。


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とりあえず、ご本尊たちは枯れ切っているので、抜きます。去年はありがとう。また今年もタネが取れているので、たくさん植えようね。

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更地になったところに、まだ片付いていないプランターの土を捨ててしまえ。ここで土壌改良剤と混ぜて、一緒に畑の土としてふかふかになればよい。

何か植えた後の土は、植物によっていろんな細菌がわいてたりするんだろうけど……こわいけど……まあいいや。畑の土と混ぜたら他の菌とぶつかって、いい感じに絶滅するのを期待しているよ。さあ、争え。


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でもプランターの底から出てきた鉢底石は、


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もったいないからできるだけ拾う。腰がいたいよぉ。


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さて、真っ暗になってきた。この日の作業はこれで切り上げます。

ま、多少鉢底石が畑に残ってたら、水捌け良くなっていいだろ。

 

翌日……


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我らが畑の救世主、ゴリラパワー彼氏が登場。昨日私がぶち撒けるだけぶち撒けたプランターの土を、スコップ一本で雑草ごと深さ30cmまで漉き込んでいくゥ!!

我が家はいい加減クワを買え!!!


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結構ガチガチに固まった土と、ちょっと掘ったら出てくる謎の太い根っこ。全てパワーで解決。まさかこれが、バキバキに腰をいためた本業研究職だと誰が信じられるでしょう。


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掘ってたらヒガンバナの球根が採れました。なんでだよ。そういえば、夏場バジルの中にポツンと彼岸花が咲いてたっけ……


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表面の雑草が見えなくなってきました。音音はただ見ているだけです。


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申し訳ないので、さっき掘り起こされた謎のヒガンバナを、ヒガンバナ花壇に植え付けます。去年の春この畑を作った時に↓

togimarufriends.hatenablog.com

同じところからとれたヒガンバナの球根を、庭の奥に植えて花壇にしたんですよね。

 

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花壇を作った当時の私、天才すぎる。土がフッカフカ。掘るのも植えるのも簡単。広め深めに穴掘って、多めに土を入れたのがよかった。

葉っぱの生え際が隠れるくらいまで埋めて、完成。

さて、畑は……
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端っこまでしっかり耕しています。2月に耕すだけ耕しておくことで、土の奥でぬくぬく寝ていたハダニなどの小さい害虫が、表層の冷たい空気にあたって寒さにやられます。害虫の母数を減らす、根本的な害虫対策です。


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死滅したか? ハダニども。

 

さてここで、冬の間にやっておかなければならないもう一つの大事な作業が待っています。

それが「ミョウガタラノキの植え替え」です。

タラノキアジサイなど、冬に葉っぱを落とす樹木の植え替え適期は、葉っぱを落として休眠している冬の間らしい。私の好きなyoutubeガーデニングおじさんが言ってた。つまり、寝てたら気づかないから好き勝手していいってこと? えっちなビデオみたい。


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そこまで言っといて、今から植え替えるのはミョウガだぜ。

これはミョウガの鉢。直径40cm近くある巨大鉢に5株植えましたが、やはりこの鉢に5株は狭かったみたい。植えたばかりの一昨年は大きなミョウガが穫れましたが、去年は小さいのしか穫れなかったんですよね。

ミョウガがお庭にある人は、みんな「植え替えたことない!」とおっしゃいます。それは地植えだからです。地植えだと、勝手に広がって増えてワサワサ茂っていっぱいミョウガがとれるらしい。うらやましい。

しかし、鉢植えではそうもいきません。ミョウガは地下茎でどんどん伸びます。ですから、2年に1回ペースで掘り起こして地下茎を切り分け、体をリセットしてやらないといけないのです。で、こいつは今年で2年目の冬。さあ抜くぞ。


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ウワ〜〜〜〜〜〜鉢の裏がもうすでに地獄!!! メッシュ状の鉢底から根がメキメキと…………………これ、抜けるのか?


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抜けたギャ〜〜〜〜〜〜!!!! なんじゃこりゃあ!!!!! 地下帝国!!!


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鉢の中からサシガメちゃん出てきた。これはヒトを刺すタイプですね。


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このままでは地下茎を切り分けるところではないので、とりあえず土を洗い流します。鉢から出てきた土は全部畑に混ぜ込む予定だったのに、地下茎に吸われでもしたのか、土がもうほとんどないよう……

とりあえず、この地下帝国にこれ以上手をかけていたら今日の作業が終わらないので、こいつはデカいビニール袋に入れて、今日のところはなかったことにします。


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さ〜〜〜〜気を取り直していくよ〜〜〜〜〜!! 私、魔女のキキ!! こっちはタラノキキ!!

 

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な〜〜〜〜〜〜んだなんだなんだ〜〜〜〜〜??? お前もか〜〜〜〜〜!!! 写真真ん中の白いスジ、これは全て………鉢底を突き破って出てきた根っこですね………

 

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当然のように抜けぬ。


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ア"!!!💢 抜けぬ💢 木が折れそう💢


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よく見ると、突き破ってるわけではなく、鉢底の穴の形に根っこが窄まって、根が穴を通った先から太くなっているらしい。抜けないわけである。


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仕方ないからバリバリ引きちぎるしかなかった。ご本尊へのダメージはいかほどか。大丈夫かなあ……


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植えるのには、畑の土を使っちゃいますよ。日本でその辺に自生している木ですから、そんなに土にこだわらなくてもいいと思い……。しかし、今根っこを引きちぎった傷口から細菌が入ったりしないかが心配。また今度、殺菌剤でも撒きますか……。


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去年カボチャを植えていた巨大鉢に、鉢底石と鉢底ネットを再利用して、畑の土を入れます。


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うーーーーん!!! 鉢小さい!!! 植え替えた意味なし!!! やり直し!!!


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もう一回り大きな巨大鉢を用意します。これは、株分けされたムラサキオモトをすごい数植えていた鉢で、オモトを株分けした時に↓

togimarufriends.hatenablog.com

空いたものです。


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ふむ。いい感じである。


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水捌けはまあまあ。やはり畑作りの済んでない、使いっぱなしの土を入れただけなので、粒が細かいのでしょう。水をたっぷりやったら少し水たまりができますね。まあしかし、タラノキは湿り気味の地面が好きなので、これで構わないと思います。順調に回復したら、あったかくなったころに今年こそタラの芽をとるんだ。

教訓、木を鉢植えにするのはやはり限界がある。できなくもないけど。

次回は、ミョウガの処理と畑作りの続きをしていこうと思います。

 

今回はここまでにします。

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