こんにちは、音音です。
さて、今回は前回の続きです。庭の冬支度作業を記録します。
前回は、ネモフィラの苗作り、イチゴの植え付け、オリヅルランの植え替え、リトープスの水やり解禁、キキョウの切り戻しをしました。
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作業量が多いよう。とりあえず虫でも見て落ち着くか……
ヘンルーダを一生懸命食べている、ナミアゲハのイモムシちゃん。イモムシちゃんは隣のキンカンの木によくいるのですが、それを狙ったデカマキリ大明神が住み着いたので、こっちに逃げてきたようです。蛾の幼虫と違って、チョウはまだ1匹あたりの食欲がほどほどなので、ついつい見守ってしまう。元気なチョウチョになってください。
しかし、ヘンルーダも葉が何かの病気になっているな。なんだこれ。とりあえず病変した葉っぱだけ摘んでおくか。広がらなきゃいいけど。
おや、こちらはハウスの中に住むデカマキリ大明神。こっちを見てますね。ちょっとこわいね。
いい加減作業を始めろよ。
今年の夏にマジョラムを育てていたのですが、思ったより気温の変化に弱くて、ちょっと暑くなった途端に弱ってしまいました。
室内飼いで頑張っていたのですが、いつのまにか鉢から抜けていて、あっという間に枯れ木に……
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しかし、マジョラムは彼氏からのリクエストでもあるのでどうしても欲しい。結構可愛がったので寂しいし……
というわけで、タネを購入しました。10月頭。
ポットに全部蒔いちゃった。バーミキュライトにパラパラやって、うすーーーーく土を被せて霧吹きで湿らせます。
目覚めよタネたち。来年の夏までに立派な苗になるのだ。
3日で芽が出て、10日でこれ。どう見てもボーボーの雑草。全部蒔いたからすごい数になってしまいました。でも、もう去年の私とは違います。全部一本ずつきれいに分けて大事に育てることはしません。ちゃんと間引きます。細かいタネの植物は多産多死、そういうものなのだ。
間引くって言ってもこの数どうせえっちゅーねん!!
はあはあ、何とかなりました……。間引いた後でも結構残ってますね。これはもう少し大きくなったら、また間引かないといけないね。
さて次。
上のプランターにしようか、下のプランターを空けようか。上のは、以前ローゼルが植わっていた深プランター。さて、何を植えるでしょうか。
正解はニンニク。イタリアンな食卓が多い我が家ですので、料理人(彼氏)たっての希望で育てることになりましたニンニクです。
我が家で好んで使われるのは、寒い地方のデカいニンニク。デカいニンニクになると特にですが、彼らは土の中でとっても腐りやすく、高温多湿に弱いようなのです。
暑いところでも育てられる品種を慎重に選ばないと、冬が一瞬しかないようなこの暑くてジメジメした京都盆地じゃ、すぐに腐ってしまうでしょう。
最初はスーパーで見つけたスペイン産ニンニクを考えていたのですが、たまたま売り場で京都産ニンニクを見つけたのでそっちにしました。
使うのはLIFELEXの「花と野菜の培養土」。培養土の中では特に愛用しているのですが、最近知ったのは、こいつ肥料分が多くて水持ちに振りすぎている。もちろんトマトやカボチャなどの、湿っていて肥えた土が好きな肥料食いさんならこのままでいいのです。しかし、ニンニクや球根植物など、土の中に腐りやすい部位がある植物をこれに植えるのは不安です。秒で腐りそうです。
だから、培養土8:赤玉土2くらいの割合で赤玉を混ぜて、水捌けをよくし、肥料を薄めます。砂質の土だとなお良し、というところですが、こないだまで使っていた大磯砂が絶滅してしまったから赤玉土で勘弁。もちろん正確に量るのはめんどくさいので、プランターに土入れながら同時に混ぜていってます。テキトーテキトー。
おい君、どこから来たんだね。ふと見たらついてた。
さて、土ができたらいよいよ植え付け。一つのニンニクの中から、よく太った二片を選びます。念のため、芽が出るところだけは皮を剥いといてあげた。剥かなくても生えてくると思うけど。残りは飯にして食べました。
3〜5cm深くらいの穴の中で、おやすみ。
容赦なく水をやって、完了です。ここまでの作業、10月頭。
10日後、芽が出ました!!! やった〜〜〜〜!!!! これて収穫すればニンニクの芽! ……にもまた早いか。
あとは、寒くなる頃に追肥をして、見守るのみ。
ニンニクの作業と同時期、マリーゴールドのタネがぼちぼちたくさん集まってきました。花が枯れたら摘んでそのまま乾かして、バラすと、ガクの中に針のような細いタネが入っています。
とても簡単に取れますが、マリーゴールドは種の発芽率がとても低い。とにかくたくさん用意して、このまま乾燥して、来年の春に山ほど蒔いて、さあ一体何個発芽するやら。
こちら蒔きましょう。ワイルドベリー。もともとウチに4株あったのが、夏の暑さで全滅してしまったやつです。株が2年目で弱っていたので、夏の間に芽挿しして身体を新しくしようと思っているうちに、みるみる枯れて死んでしまいました。全滅する直前に一番元気な株からタネを山ほど取っておいてよかった。
お、美味しそう……
パラパラっと蒔いて、土はかぶせません。植物のタネは、発芽に日光が必要か否かによって、好光性種子と嫌光性種子があるそうなのですが、こいつは「超」好光性らしい。そんなん初めて聞いたわ。
そのうえ、普通のイチゴのタネは、蒔く前に冷蔵庫に入れて「冬」を経験させないとものすごく発芽率が落ちるらしいのですが、ワイルドベリーはワイルドなので、そんなの関係ねぇ。そのまま蒔けば生えてくるようです。ほんまかいな。
ついでにパセリの種が残ってたので蒔いちゃお。封筒に取っておいたはずなのに、いつのまにか床とか棚の上に散らばってたから適当にかき集めてきた。ホコリだらけできたねえな。
まずは水に浸して目覚めてもらう。いいタネはここで水に沈むんじゃないかな、と思いましたが、一個も沈みません。うわはは、自家採種なんてそんなもんか……。
水から揚げて、
バーミキュライトを入れたポットへパラパラ。
はい、ここまでの作業が10月中ば。さて、芽は出るかな?
ワイルドベリー、1週間で続々発芽してきました!! またすっげえ数だな……
だいぶ間引いてこれくらいに。こんなヒョロヒョロでちゃんと育つんでしょうかね? 立派に育ったら、二株うちで育てて、残りは近所のフリマに出そうかな。
今回はここまでにします。
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次回もぜひよろしくお願いします。