こんにちは、音音です。
毎年恒例、最高気温が25℃に近づくと植物より先にバテる音音は、昨日の31℃で死を迎えました。人間はか弱いね。
さて以前、怒りに任せてお迎えしたハーブたちなのですが
togimarufriends.hatenablog.com
毎回恒例、山野草の土か野菜の土に植えていました。しかし、どうも野菜の土に植えつけたチャービルの調子が悪い。なんでだ。
で、後からわかったんですが、市販の野菜の土やハーブの土は混ぜ込んである肥料が多すぎるので、そのまま植え付けると根腐れを起こすらしい。だから、使うとしても赤玉土とかを混ぜて薄めなきゃいけないんだって。
😭😭😭😭😭😭
なんだよ〜〜〜!! 袋一つで済むから配合土買ってきてたのに! 赤玉土とか腐葉土みたいな単用土を買ったら、袋が増えてめんどくさいよ! でもやっぱ単用土買わなきゃいけないんじゃん!!
わかったよ、どうせ単用土を買うなら自分で土の配合するよ! ああ、土の配合なんてやり始めたら絶対沼にハマるからやりたくなかったんだ……ブツブツ……
まあいい、やるならやりましょう。まんまとハマってやるよ、デカい沼にね!
と、いうわけで。チャービルも植え替えたいんだけど、ちょうど新しくマジョラムの苗を買ってきてたんだ。
バジルとオレガノの中間の風味で、料理に大変使いやすいマジョラムは、ずっと彼氏が欲しがっていたのです。まずは、マジョラムを植えつけてみよう。と思っていたんですが……
アホなので、買ってきて早々水やりを忘れてしなっしなに萎れさせてしまいました。アホ。
でも大丈夫。こんな時はバケツに深く水をはって、丸一日沈めておけば大体の植物は復活するんだぜ。
ほーら、元気になったでしょう!
では、気を取り直して土を配合するぞ。
赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜるんだって。こ、これくらいか……? これだと6:4じゃね? 大体7:3って何を比べてんの? 体積比? 重量比? わからん。まあいいや。
後から知りましたが、大抵赤玉土と腐葉土7:3ってのが基本なんですね。そこから、植物によってこの比を少し変えたり、他のものを混ぜたりすると。
詳しいサイトによると、土を自分で配合する人は皆、オリジナルの土について一家言あるものだとか。どうせやるなら一家言持てるくらい極めてみたいもんだ。
土を作るにあたって、このサイトがめちゃくちゃ参考になりました。単用土の種類と効果をすごく詳しく説明してくれてます。
このサイト、本当にいいです。ハーブ初心者の方は他のページも見ていただきたいんですが、肥料を成分ごとに効果の解説をしてくれたり、種類ごとにハーブの収穫の仕方を解説していたり、マジでやさしいです。
鉢は、この間作った菜食鉢を使いましょう。折角なんでね。あとでチャービルも植えるから2個用意したよ。
(作業の横で日向ぼっこするまるちゃん)
で、なんで配合過程の写真を撮ってないの? まるちゃんが可愛いから?
とりあえずさっき用意した7:3の赤玉と腐葉土に、一掴みくらいマグァンプをふりかけて、ザクザク混ぜます。
あ、なんで撮ってないか思い出した。土用意したあたりで隣に住んでるばあちゃんにエンカウントして、井戸端会議に付き合いながら作業してたんだ……
とまれ、土を配合したのでこいつを植え付けるぞ。
立派な根っこだね。
で、なんで次がこの写真なのよ! 植えつけ完了!! さっきの鉢に植物つっこんで土入れただけです! みたいな。
さて、問題のチャービルも今回作った土に植えつけてみましょう。そもそも根をいじられるのが大大大大大っ嫌いなので、植え替えたらショックで枯れるかもしれませんが。でも、今の土に植わっててもダメだからなぁ。
周りの土を崩して、優しく抜きます。やっぱり根っこは貧相だなぁ。
植え付ける時に、根をいじられるのが嫌いだからって、根鉢を一切崩さずに植えたものだから、新しく入れた土と根が馴染めず、プランターの中にうまく根が張れなかったようです。難しい……
根の土を洗い落として、さっきの土に植えつけます。
学習した。いくら根を触られるのが嫌いなやつでも、根鉢は少しほぐしてから植えつけないとダメだ。根鉢の形に根が固まって、水を吸わなくなっちまう。
とりあえず、植えつけました。ダメなものはダメかもしれないけどね。
さて、最後は水やりをします。配合した土の水はけはどんなもんでしょう? 水捌けが命なのです。根が腐ったら植物終わりですからね。
根づきを祈って水やり。
うおオオオオオオオめっちゃ水捌けいい!!! すげえ!!! 過去最高の水捌けくらい水捌けいい!!! すごい!!
腐葉土って、フカフカで水捌け悪くするイメージだったけど、腐葉土のフカフカのおかげで土に隙間ができてすごく水が捌ける!! そして腐葉土自体は湿り気をよく吸うので、これで保水性も上がるわけか! すげー!
味を占めたぞ。今度は別のハーブもうえてみようと思います。
こちらは西洋で「栄光のハーブ」と呼ばれるルー。コモンルーやヘンルーダとも言いますが、私はヘンルーダって名前が好きよ。かっこいいから。
行きつけのホムセンにて、ハーブの季節が終わり、園芸コーナーの隅っこに追いやられていたハーブ。食べられないから人気がなくて、4鉢も売れ残ってたので全部買ってきました。
魔女除けと虫除けにものすごい効果があるらしい。特に虫除けに関しては、葉を切って乾燥すれば殺虫効果も期待できるとか! いや〜ん💕 生き物たちのために虫除けが撒けない我が家にはもってこいです。別に魔女は来てくれてもいいけど。
というわけで植え付けていきましょう。例によって、赤玉、腐葉土、マグァンプ。そして今回は、苦土石灰。
ヘンルーダは、酸性の土が大っ嫌いらしいのです。しかし、赤玉土は弱酸性。アルカリ性の苦土石灰で中和してやらないと、ヘンルーダが機嫌を損ねます。栄光のハーブだからってデカい態度しやがって。
注意すべきなのは、石灰を触る時はゴム手袋をすること! 私は幼稚園年少さんの時、グラウンドに引いてある白線の石灰を触って全身痒いブツブツだらけになったことがあります。あれ以来、私は石灰が嫌いなのだ。
では、基本の赤玉土:腐葉土=7:3でいきますよ。スコップで赤玉を7回入れたら、腐葉土を3回入れます。
なんか腐葉土多くね? と思い、見た目が7:3ぽくなるように適当に赤玉土を追加する。7:3とは……
このままでは肥料が全くないので、マグァンプを適当に入れます。マジ適当。
ここで出ました苦土石灰。袋の表示を確認しつつ、バケツ半分に対して一掴み分くらい……これ、入れすぎてたらどうなるんだろう? 本当に大丈夫か?
プランターに入れるとなると、かなりの量がいるな……。結局、同じ量を2回作りました。
苗をポットから抜きます。うわー、元気だなあ!
水で土を落として……。この子は根っこ触られるのが嫌いってわけじゃないからいいね。態度でかいとか言ってごめんな。
ご覧ください、ラピュタになりかけです。
プランターに並べて土を入れて、完成! こりゃあ森だな。
根づきを願って、水やり。 やっぱりすごく水捌けがいい!
さて、このままうまく育つかな? 各ハーブをそれぞれしばらく育てました。
マジョラム、元気いっぱい!(写真がない) もうすでに3回くらい収穫しています。少し葉の色が悪いので、また原因を探らないとな。でも、どんどん伸びているので土は気に入ってるみたい。
チャービルは、もともと弱っていたので枯れてしまいました。植え替えてから一時は復活したので、土は悪くなかったと思うんだけど……。うっかり夏日に1時間ほど直射日光に当ててしまい、それがトドメになっちゃったようです。そんなに日光が嫌いか……。
ヘンルーダ。魔女が裸足で逃げ出すくらい元気です。独特の香りもムンムンです。おばあちゃんのタンスの匂いをちょっと爽やかにした感じ。
どうやら概ねうまくいっているようですね。チャービルは再挑戦したいし、マジョラムはもう少し元気になる配合があるのかも。いろいろ研究していきたいところですが……
こんなに上手くいくんだったら、つべこべ言わずに最初から自分で土を配合するんだった!!!! 思ったより楽だ!!!! もう今後ハーブはずっと自分で配合しよう!!!
案ずるより産むが易し。そういうことですね。
今回はここまでにします。
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では、次回もよろしくお願いします。