こんにちは、音音です。
今年の庭は暑さもあって、かなり不作気味。ですが色んな作物を植えていた甲斐があって、ちょっとずつ収穫物を確保しています。前回は、庭で穫れた空心菜の炒め物を作っていましたが、今回穫れたのは……
写ってるはずなのに見えねえな……
見えん!!! かろうじて左の端っこに写っているか?
ようやく写りました。ミョウガです。鉢植えで育てているミョウガです。
ミョウガは地下茎でもりもり増えるため、基本的に地植えで育てます。しかし我が家は借家ですので、しゃーなし巨大鉢で育てているのですが……手もかからないし病気にも害虫にも強い、暑さにも寒さにも日陰にも湿気にも強くて、弱点があるとすればナメクジと乾燥だけ、そんなミョウガを鉢植えにするデメリットは、成長があまりにも速いために2年に1回掘り起こして地下茎を切り刻み、リセットしなければならないこと。
この作業がまあ大変で大変で……↓
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去年の冬、死にそうになりながら、直径30㎝の鉢ギッチギチのサイズになった地下茎をひっくり返して分解して、芽だけ切り出して埋め直して、今に至る。
このミョウガ、「陣田早生」という早生種なので、本来なら普通のミョウガよりも早い時期に穫れるはずなんですね。ですから、植えっぱなしだと6月頃にはもうたくさん穫れるのですが、前の冬に植え直し作業をしたために、葉っぱが出るのも成長するのも遅く、やっと最近収穫できました。早生どころか、ミョウガとしては遅いくらいです。いや、秋ミョウガというのもあるらしいからこんなもんか?
というわけでデン!!!!!
こんなもんが穫れました。もちろん売っているミョウガに比べたらかなり小さいですけれど、うちで穫れた中ではかなり大きい方ですよ! 待った甲斐があった。満足満足。
して、今回も私の仕事はここまでです。ここから先は、例によって家飼いのシェフを召喚します。こんな頻度で料理記事上げてたらもう料理ブログなんだよな。生き物ブログ名乗ってんじゃねえ。
去年ミョウガが取れた時には牛丼を作りましたので↓
togimarufriends.hatenablog.com
今回は洋風にいこうとのことです。イタリアの「娼婦風パスタ」ことプッタネスカを、暑いので冷製にしてみようと思います。なんで娼婦風なんでしょうね。しらん。
材料(大喰らい2人分)
★ミョウガ 好きなだけ
★中玉トマト 好きなだけ
★オリーブの実 一つかみ程度
★アンチョビ(なければミックスシーズニング1袋、ツナ缶1個、魚醤)
★パスタ 200g程度
★塩
★黒胡椒
まずはスパゲティを茹でるお湯を沸かしておきます。
ミョウガを3本全て、
縦に細く切ります。
ボウルに切ったミョウガと、
カゴメのトマトペーストを小袋二つ。
シェフ曰く、カゴメのトマトペーストは神食材で、トマト以外のものが入っていなくて非常に使いやすく、何にでも合うとのこと。
私はシェフがいない日、水煮の豆にカゴメのトマトペーストと塩をぶっかけて、ぐちゃぐちゃに混ぜて朝飯に食ってます。うまいです。その辺のスーパーでよく箱に入って売ってます。おすすめ。
中玉トマトは好きなだけ入れましょう。暑いですからね。
ザクっと適当にくし切り。食感が残るくらいがよい。
全てをボウルにぶち込み、
塩をひとつまみ。
オリーブの実致死量を、
大きめに輪切りして
ぶち込みます。
黒胡椒パラパラ。
隠し味は山椒です。入れすぎるとピリッとしすぎて味しなくなるのでちょっとだけにして、ここにアンチョビを入れます。
ドラえも〜〜〜〜〜ん😭😭 アンチョビが売ってなかったよ〜〜〜〜〜😭😭😭
仕方ないなあのび太くんは〜〜😇😇
アンチョビ入りのミックスシーズニング〜〜!!!! スーパーでその辺にあるやつ。こいつをアンチョビとする!!
一袋入れる!!
アンチョビの魚肉部分がないので、魚肉部分はツナ缶を代用します。
魚醤をキャップ一杯入れ、シェフの右腕と左足と音音の肉体全てを代償にして、アンチョビの錬成完了です。
よく混ぜて、
冷凍庫で冷やします。凍らせるわけではないですが、短時間でキンキンにしたいので冷蔵庫よりも冷凍庫で。しかし中きったねえな。これ開けた時に雪崩れてくるんちゃうか。カメの生エサもドジョウ用の赤虫も全部一緒に入ってるからな……
さて、パスタが茹で上がりましたらたっぷりの氷水に入れます。
しっかり冷えたら、氷水からあげます。が、この時に氷水を捨てずにとっておきましょう。手で上げていきます。
ザルでしっかり水を切り、
ギュッと絞ります。もっと丁寧にやる場合はキッチンペーパーで水気をふくのですが、さすがにそこまではしなかった。
冷凍庫で冷やしておいた具を召喚します。雪崩は起きませんでした。セーフ!
さっき捨てずに取っておいた氷水にボウルを浮かべて、パスタと具をあえます。
盛り付けて完成〜〜〜!!!!
では、今回たまたまルピシアの試供品があるので、これを一緒にいただこうと思います。「蒙霧升降(ふかききりまとう)」は、今年でいうと8/17〜8/22頃の時期をさし、二十四節気の「立秋」末候であり、七十二候の39番めにあたります。バカくそ暑いけどな。全然霧の出るような気候でも何でもないけどな。
つまり、めちゃくちゃこの季節限定のお茶ですね。あのルピシアの玄米茶。私玄米茶大好きなんですよ。天下のルピシアと言えど、玄米茶好きの私をそう簡単に満足させられると思うなよ。
アヒィッッ💕💕💕 香ばしスギィィ〜〜〜💕💕(絶頂)
では実食!!! シェフ、今回はちゃんと服着てんのか。つまらん。
おおおお〜〜〜〜うまい!!! 正直パスタよりトマトの方が多くて、どっちかというとトマト食ってる感じ。鼻に抜ける控えめな山椒とミョウガの香り。アンチョビを普通に使っても良かったのかもしれませんが、魚醤とツナで錬成した人工アンチョビがまた和って感じで、ミョウガに合って最高です。とても体が冷える!
ついでに例の玄米茶、今まで飲んだどの玄米茶より美味かったです。正直玄米茶って何飲んでも美味いと思うんですけど、これは私のようにハッピーな舌バカでも明らかに味の違いがわかる。ルピシアは神、はっきり分かんだね。
今回はここまでにします。
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次回もぜひ、よろしくお願いします。