こんにちは、音音です。
ま~~~~~~た今回もお料理記事ですよ。なんとか二回分お料理じゃない記事を挟みましたが、あっという間に今季3回目のお料理です。
我が家では、今の家に引っ越してきた時に買った中玉ピーチトマトの苗を、育てて収穫してはタネを取って蒔き、収穫してはタネを取って蒔き、と毎年やっており、今年で3年目になります。
最初の年はたくさん穫れたのですが、剪定や脇芽取り、摘果作業をしないと実が大きくならないのを知らず、放置しまくって伸び放題になり、中玉品種のはずなのにミニトマトサイズにしかならない実を量産したあげく、本体はその辺から生えてきたヤブガラシに絡め取られて枯れる、というどうしようもない結末をたどりました。
二年目はしっかり摘果して剪定もして、なんとか中玉トマトの基準値30gを超えるトマトを一個だけ収穫することができました!(他にもけっこう収穫できたけどどれも基準値達成ならず、前年同様ほとんどがミニトマトサイズでした。) しかし、一週間脇芽取りをしなかった間に脇芽が立派な枝に成長してしまい、やはり最後にはビロンビロンに伸びてしまいました。
そして今年。農家さんや園芸店の出している解説動画などを見て準備をし、絶対に去年よりもっとうまくやってやる。そう思っていました。
結果。収穫量、これだけ。
いや~~~~~~!!! プリップリで美味しそうだなあ~~~~!!!! デカい方なんかギリ中玉トマトの基準値超えてるんじゃないですかあ!? あ、そういえば正確にはこれだけじゃなかったわ。この上にもう一個なってたわ。だから収穫量は3個ですね。
……はい、初年度以下の大失敗です。正直、もう苗作りの時点で失敗していた。苗ポット1個にたくさんタネを蒔いてあとから間引きすればいいと思っていたもんだから、たくさんの芽がギチギチ状態で育つことになり、大きくなるのにかなり時間がかかったんです。
そのうえ、今年はナメクジの被害があまりにひどかったために、苗のうちから外に出して日光に当ててやることがなかなか出来ませんでした。しかもこの暑さ、隣の家で育っているミニトマトも、会社で事務のねーちゃんが育てているホオズキも、ナス科の植物はどうやら根こそぎ暑さにやられて、実が全然ならなかったらしいのね。
くっそ……悔しい。絶対に来年はたくさん収穫してやる。もしかしたら、たった一株からタネを何代も取り続けていると、だんだん性質が劣化してくるのかもしれない。でも、今回は反省点が多すぎる。タネの劣化が原因だと確定するまで、うまくいく方法を模索してみせるからな。
……まあ反省は置いといて、とにかく今年穫れた貴重なトマトを大事に食べましょうか……。カスみたいな仕事しかできませんでしたが、私の出番はここまで。トマト本人はよく頑張ってくれましたよ。ここで、例のごとく家飼いのシェフを召喚します。
今回はナポリタンスパゲッティを作るようです。
材料(大食らい二人分)
★パスタ 好きなだけ
★トマト 本来なら大1個
★パプリカ 1個
★タマネギ 1個
★シイタケ 1パック
★ウィンナー 1袋
★カゴメのトマトペースト 小分け2袋
★マヨネーズ 麺の量によりほどほどに
★オリーブオイル ひと回し
★塩
写真を忘れましたが、まずはパスタを茹でる湯を沸かします。
穫れたトマトをよく洗います。クソっ悔しいなこの光景。スカスカのザルに煽られてる。そしてトマトの重さ量るの忘れた。今年のトマトがちゃんと中玉なのかは謎のまま……
フライパンを熱してオリーブオイルを敷き、キノコ嫌いを殺せる量のシイタケを、軸ごと半分に切って炒めます。
もっとこだわって美味しくいただきたい場合は、シイタケを風通しのいい場所に平置きするか、吊るしておくかして、カサカサになるまで数日~1ヶ月ほど乾燥させてから使うと旨味がギュッと凝縮するとのこと。どのキノコでもそうやって自家製乾燥キノコにすることで美味しくなるらしい。シェフ談。
パプリカを大ぶりめの細切りに。
タマネギも、
半分にしたあと、
大ぶりめの細切りに。
切れました。
シイタケもだいぶこんがりと色づいてきましたね。
お湯が沸きました。パスタを茹でます。今日は脱いでんな。
塩たっぷりめに。このパスタは茹で上がったら、2分ほどお湯につけたまま放置してわざと伸ばします。ナポリタンのコツは、モチモチになったパスタです。そうすることで、給食によく出たあの懐かしい「ソフト麺」のようなモチモチさを再現するというわけ。
こんがり焼けたシイタケを上げます。
シイタケを炒めたフライパンに、タマネギとパプリカをぶち込み、
塩をひとつまみ振って、
よく炒めます。
しんなりしましたね。
そろそろパスタを上げましょう。
軽く水を切ったら、
この上からオリーブオイルひと回しと
マヨネーズを
これくらい。
よく混ぜて、満遍なく行き渡ったら
蓋をして蒸らします。
炒めた野菜も上げましょう。
手でいい大きさにちぎったウインナーを、野菜を炒めた後のフライパンそのままで炒めます。
ここでようやくトマトの登場。適当な大きさに切って、
タネは来年まくために取っておきます。
ウインナーの上からトマトを入れて、
シェフ御用達のカゴメトマトペーストを2袋入れます。以前も紹介しましたが、よくスーパーに箱入りで売っているカゴメのトマトペーストは↓
余計な味付けが一切されておらず、純粋にトマトだけを使っているため、非常に使い勝手がいいんですね。
そこへ野菜と、
シイタケを投入。
パスタをドン!!
炒めながら混ぜます。
よく混ぜます。
できました。
完成〜〜〜!!! 今回の付け合わせはヴィシソワーズです。
おいシェフ何で服着ちゃったんだよ。とりあえず実食!!!
おお!!! ナポリタンなのに甘くない!!! 甘いんだけど甘くない。これは野菜の甘み。私は砂糖で甘くされているナポリタンが結構苦手なので、この甘みはたまらなく美味い。
野菜の甘みとマヨネーズのもったり感、そしてしっかり炒めたシイタケによって、ケチャップと砂糖ドバドバ入れたナポリタン特有の安っぽさをそのままに、お出汁らしい旨みがプラスされている。これが、ナポリタンがあんまり好きじゃなかった私の認識を覆した、シェフ特製の和風ナポリタンなのだ!
ああ〜〜〜………ここに私のトマトがもっとゴロゴロ入っていればなあ………
今回はここまでにします。
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次回もぜひ、よろしくお願いします。