こんにちは、音音です。
なかなか気温が下がらないので、まだいいや……まだいいや……と冬の準備を伸ばした結果、まるちゃんが脱走して、イモリが脱走してまた新しい痩せイモリがやってきて、あっという間に冬がやってきてしまった。
冬がやってくる前にまとめれば他人様のご参考にもしていただけたであろうものを、今更寒くなってから書いてます。もう冬なので来年向けの記録です。
さて、この一年で格段に植物が増えました。一方、冬越しの段取りもちょっと掴めてきた感じがします。今年の段取りをメモっておかないと、アホなので来年完全に忘れて1から学習し直しになってしまう。
その上秋からまーた植物を増やそうとしているし、正直もう私の脳みその容量をはるかに超えた作業が毎日毎日降ってきます。去年も冬越し記録を作りましたが、
今年はその比にならないくらい作業量が増えました。正直、パートなんぼまで書けば冬越し作業の記録が終わるのか見当がつかん。母方3代以上前からボケの血を脈々と受け継いでいる私ですが、これでいけばなんとか死ぬまでボケずにすむか???
では、ゆる〜く植物ごとに時系列を追いながらまとめていきまーす。
9月中頃。ようやく暑さが殺人的でなくなってきたので、職場の事務のねーちゃんからいただいたネモフィラの種を蒔こうと思います。
たくさんいただいたので、半分だけ蒔いて芽が出たら、地元の友達に半分送って二人で育てようということに。もう少し涼しくなってからでもいいのでしょうが、送った先でちょうどいい時期に蒔いてほしいから、こちらは少し早めに蒔きます。
例によって100均の「挿し芽・種まきの土」を小さめのポットに入れて、ピンセットで5mm深くらいの穴をあけながら、一粒ずつ蒔きました。ザーって蒔いて適当に覆土すれば楽なのに。ビビりやろうめ。
種が流れないよう、霧吹きでびしょびしょになるまで水をかけます。さあ、水を吸って目を覚ませ、種たちよ。
なんと3日で芽が出てきました!! うそだろ、ネットで調べたら10日って書いてあったのに。大丈夫か?
発芽適温は「累積温度」という謎システムで、例えば「発芽適温25℃くらいで12日程度で発芽する」という植物の場合、発芽するまでに25℃×12日=300℃分温めれば発芽するらしい。
平均気温が30℃の季節なら、30℃×○日=300なので、10日で発芽することになります。温度が蓄積するってどういう現象?
要するに、このネモフィラにとってこの時の気温はあまりに暑すぎて、秒で発芽に必要な温度に達してしまったようだ。さすがにもっと遅くに蒔けばよかった!!
温度管理のため、もう少し大きくなるまでは室内飼いなので、すでに窓から差す日光を求めて徒長ぎみ。
4日後……
アアァァァアア!?!? 頭がちぎれちゃってる!! なんで!?!?
お前か〜〜〜〜〜〜!!! うじちゃん!!! なんでわざわざ苗ポットの上歩いたの!?!?
さらに2週間後。子葉の間に、本葉の芽があるのを発見。やはり涼しくないとうまく成長できないみたいで、子葉が大きくなってから本葉が出るまでにめちゃくちゃ長い時間がかかってしまい、かなり徒長が進んでしまいました。うーん……暑さもさすがに落ち着いてきたので、外で管理を始めます。
やはり気温が下がると喜んで、成長が早くなるようだ。あの後1週間でかなり本葉が伸びました。大きくなってきたので間引きして数を調整。この時点で10月中ば。さらにもう少し大きくなったら、ポットから上げて植え付けようと思いますが、それはまた別の記事で。
次はイチゴの記録です。
以前の記事で、どうにかランナーから子株を採取することに成功した我が家のイチゴ"四つ星"ちゃん。
togimarufriends.hatenablog.com
上の写真は9月末。ここからポット苗が元気に育ってきたので、やっと植え付けに漕ぎ着けられます。
イチゴは多年草ですが、2〜3年も育てると株が歳をとってきます。だから、新しい体をプレゼントしようといままで挿し芽に何度も挑戦したのですが、やってもやっても上手くいかなかったんです。やはりイチゴはランナーから増やさないとダメね。初めての株分け、10月中ばなので前の写真から半月ほど。
植え付け中の写真を忘れた。イチゴは市販のイチゴ用土で育てたらベッチャベチャになってしまうので、ちゃんと土を配合します。
赤玉6:腐葉土3:ピートモス1。水捌けも水もちもよい酸性寄りの土です。しっかりマグァンプも混ぜてね。
↑の写真のように、芽が出てくる「クラウン」という部分を埋めないように気をつけて、少し浅めに植えます。さらに言えば、植え付ける時に30°くらい傾けて植えるといいらしいのですが、何でだったか忘れたし、やるのも忘れた。
ついでに、ソトフオリヅルランの根詰まりがひどいので一緒に植え替え。なんですかその、鉢底から出てる尻尾は。植木鉢に化けたタヌキみたいになってる。
ギャ〜〜〜〜〜笑 ラピュタどころの騒ぎではない。こいつらは強いので、清潔なハサミでこの根っこを半分くらいガシガシ切ります。根っこと一体化した鉢底ネットと鉢底石を救出して……
わ!! コウガイビル。かわいい!! ヌルヌルしてそうな見た目で意外とマット。こいつは大事にしておくと、植物の根や葉を食い荒らすナメクジを食べてくれます。ナメクジや貝類もかわいいんだけど、ま、そこは弱肉強食だから。
はい、植え付け完了。イチゴは元気に実をつけるのに、最低でも一株につき2Lの土がいるらしい。ので、今回は一人一つ、6号深鉢をプレゼント。いつか山ほどイチゴをとって、ジャムを鍋いっぱい作るんだ。
さらに1週間後、10月末。植え付けられたのがショックだったのか、大きな葉がどんどん萎れる。しかし、真ん中からは新芽が頭をのぞかせていますね。
みんな元気元気。新芽が大きくなってきたら、古い葉はちぎって捨てましょう。
夜のカマキリ大明神。こんばんわ。
さて、お次はリトープス。暑いのが嫌いですぐに腐るリトープスは、6月に入ってから夏が終わるまで完全断水。10月に入るとすぐに、リトープスの水やり解禁式を行うのが毎年恒例です。
↑の写真、半年間の断水によって、寒い時のオチンチンみたいになってしまったリトープスに思いっきりジョウロいっぱいの水!
やりました。数分で、どんどん水を吸ってぷっくりしてきます。面白い。
ひと月もすればツヤツヤに戻ります。とはいえ、今年は10月過ぎても暑いので、去年は3週間に1回くらいのペースで水をやっていたところ、今年は控えに控えて12月に入った今でもまだ最初の一回合わせて2回しか水やってません。
次はキキョウの記録。
夏の間暑さが祟ってバテたのか、赤斑病にかかって葉がボロボロになってしまったキキョウくん。例の重曹スプレーを
togimarufriends.hatenablog.com
3日おき3回試してみて、病気自体は進まなくなったのですが、すでにボロボロになったところは元に戻りません。ので、
勢いよく切り戻し!!! キキョウは冬になると落葉するそうなので、葉っぱが落ちる時期になる前に、新しい葉を出していっぱい光合成して、元気に復活してもらいましょう。
1週間でここまで元に戻りました!! 生育旺盛だなぁ〜。この時点で10月頭。葉の中心に露がたまって、まるでダイヤモンドね。桔梗の涙と名付けましょう。
完全に復活して現在。葉が黄色くなってきて、落葉の準備をしています。無事、越冬に間に合いました。よかったよかった。よく見るとツボミつけてない? ダメですよそいつは没収します。花つけてないで、体力を温存してください。
10月頭のカマキリ大明神、ブリブリに太ったキアゲハの幼虫をお召し上がり中。ああ、弱肉強食。いっぱい栄養つけて、立派な卵を産んでくれ。
今回はここまでにします。
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次回もぜひ、よろしくお願いします。