こんにちは、音音です。
バタバタしてたのでまた更新飛んじゃった。前回は、植物100種類突破記念とともに、夏越し成功した植物を紹介していました。
なので、今回は……夏越し失敗、もしくは夏越しトラブルに直面したパターンを反省しようと思います。来年同じ轍を踏まないために……!!
さて、まず。
とある小説の好きなフレーズに「ガクあじさいが枯れていた。水切りをしなかったせいだ。」というのがありまして。読みかじりだからく詳しく覚えてないけど、女子中学生の青春〜って感じの話だったかね。一方、水切りをしすぎてサボテンを枯らしたのが私です。
暑さのせいではありません。冷房の効いた部屋で、生き物たちと一緒に飼ってたのでほどよく涼しかったはずです。
それでも、夏は蒸れやすいだろうと思って水やりを控え、控えに控えて1ヶ月に一回もやってなかったかもしれん。鉢パンパンになるくらい元気だったのに、ある日突然力尽きました。
根が詰まってたのもあるかもしれん。もう少し早く植え替えていれば……。
慌てて水をやってみると、
しばらくしてちょーーっと復活してきましたが、
数日おいて、結局また枯れました。ちーん……
幸い、枯れる前に株分けしていた子がいたので、それでどうにか生きながらえています。こっちは元気で花のつぼみをつけ始めました。
次、ミニバラ。
春先に、ひどいうどんこ病の状態で買ってきたミニバラ。夏場に入ってからも一日中日光の当たるところで育てていたのですが……
あまりの暑さと日光で夏バテを始め、葉焼けしてきた。昼過ぎ以降は陰になる縁台に移動して、直射日光で鉢の中の温度が上がらないよう、株下に敷き藁を敷きました。
その甲斐あって、葉焼けはマシになり、新芽を出しては花を咲かせ、元気いっぱいになりました。
が!!! その直後から、今度は葉っぱに謎の斑点が……
多分だけど何かの細菌感染に見えたので、急遽家の裏で2週間かけて殺菌剤をまく。その間、なんかご本人たちはゴキゲンで、次から次へと花を咲かせてました。(下のは元気な時のやつだけど、マジで病気になってもこんな感じだった。)やっとる場合か。
殺菌剤散布が終わって、ようやく元の日光が当たる場所に帰ってきたミニバラたち。シャバの空気は美味え!!!!
とばかりに元気出してくれました!! と思った矢先、まーーた今度は葉っぱが黄色くなってポロポロ落ち始めた。どうしたらいいんだよ君たち……。
黒や白の斑点ができてるわけではないので、おそらく感染症ではない。普通に古い葉が枯れ落ちるような感じに似ている。
ミニバラちゃんは体調を崩すと、不調のキャリアがある葉っぱをすぐ落とし、かわりにどんどん新しい葉っぱを出して復活しようとする習性があるらしい。と、ここ数ヶ月見ていてわかった。
だから多分、これも復活と再生の前段階であると信じたい。創造の前に破壊ありってな。
まあ、ここで葉っぱが復活しても冬になったらまたすぐ落葉するんですけどね……。覚悟してはいたけど、バラめちゃくちゃ難しいな。さすが、人間が手を入れて創出した品種なだけある。人間が手をかけてやらないと育たない。
次。
ワイルドベリー。4株あったのですが、完全に死に絶えました。下の写真で緑の葉っぱが出てるのは全部雑草です。
やはりイチゴの仲間、寒さよりも暑さに弱い。特に、2年目以降の株は年取っているので、ダメになりやすいようだ。
冬から春になるときは、すごい勢いで葉っぱを茂らせてきたワイルドベリーでしたが、その時に新しい目を株分けしておけばよかった。株分けすることで株が若返り、年齢カウントを1年目までリセットすることができるのです。
ワイルドじゃない、食用のイチゴ「四つ星」も、暑さでへたって1株ダメに。おかしいなあ、風通しのいい日陰に置いてたのにな…
ワイルドベリーは、葉の芽を切り取って株分けするやり方なのですが、普通のイチゴは、芽の根本からランナーというツルのように細長い茎が出て、その先に子株を作ります。
しかし、ランナーそっちのけで花ばかり咲かせていた呑気な我が家のイチゴは、子株を全然作ってくれません。どうにかして、成功したのがこの1ポット。「子株が!! うちのイチゴが子株をっ!!」と、孫でも生まれたように喜びました。
お願いだからこのまま育ってくれ……! と思っていたここ数日。一昨日、ついに子株から新しい葉っぱが生えてきているのを発見!!!
いえーーーーーい🎉🎉🎉🎉
次は、トウガラシ。
元気なんですよ。一応ね。でも、去年は使いきれないくらい取れた鷹の爪が、全然実りません。実になる前に花が落ちてしまうのです。
同じナス科、パプリカ「スイートカメレオンミニ」も同じような状態でした。
原因は明らかなんです。去年は暑い間、ずっと2週間に1回ペースで液肥を撒き続けていたところ、すごい勢いで景気良く花を咲かせては実をつけていました。
でも、今年は夏の間あまりにも暑かったので、液肥を控えていました。その結果花もあまりつけず、実もならず……。
ナス科ちゃんには、やっぱりどれだけ暑くても液肥はやらなきゃいけないのかな? と思い、クソ暑い中液肥をやってみた。すると、
わあーーーーーお!! どんどん実がつくではないか!
スイートカメレオンミニも、初めての実が膨らんできましたよ!
伸び方も格段に違う。こいつら、夏バテ知らずもいいとこだな。40℃越えの陽に焼かれながら、カツ丼を食ってるようなものである。来年は変に気を遣ったりしません。ナス科の皆様には容赦なく酷暑の日にも液肥をやることにします。
次、スイートマジョラム。
こいつは、ワイルドマジョラムことオレガノが、真夏の直射日光のもとであんなに元気なんだし……と外に置いておいたら、夏に入ってすぐ葉焼けをはじめ、新芽が出なくなってきた。
大きな鉢に植え替え、土も配合してあげたのに、全然根っこが張らなくて……
いつの間にか抜けていた。気が付かずに放置したせいでさらに弱ってしまい、結局
棒になってしまいました。こうなった場合は地際まで切り戻したら、機嫌を直して新芽を出すことがあるらしい。ただいま新芽待ち。
オレガノは暑さにすこぶる強いが、マジョラムは気温に敏感です。覚えておきましょう!!!!!
次、キキョウ。
日本の植物なだけあって、とっても丈夫です。土もしっかり配合させていただきましたので、真夏でもどんどん花をつけてくれておりました。
しかし、そこで体力を使いすぎたのか、鉢と鉢の間に置いていたから蒸れたのか……
これは赤斑病だろうか? 葉っぱの病気のようです。鉢底から根は出てないし、多分根っこな問題ではないと思うんだけど……。
赤斑病なら原因はカビの菌なので、他の植物とは少し隔離して、以前作った万能重曹スプレーで対処しましょう。
togimarufriends.hatenablog.com
3日おきに3回ほど散布して、だいぶ良くなりました。このまま気温が下がってこれば、もう少し元気になるだろうか。やっぱ重曹スプレーは神。
最後、ハイビスカス・ローゼル。
3月末にタネをまき、順調に発芽したものの、6月まで発芽したきり伸びなくて心配したローゼル。
6月下旬から爆発的に伸びて、深めのプランターに植え付けたところ、気がついたら木になっていた。
とりあえず水やっとけば元気に育ってくれるので、簡単だな〜〜〜!!! と思っていたのですが……
8月。よそのハイビスカスたちがみんな開花している横で、うちの子は花芽もつけない。なんかおかしいぞ……
と思っていたら、あれあれあれあれ……あっという間に片方の株が萎れてきた。な、なんで……!?
調べてみると、ローゼルは確率で突然枯れるらしい。どうやらものすごく水切れに厳しいらしく、毎日朝晩2回たっぷり水をやっても水切れするとのこと。どうせえっちゅーねん!!!
まあとりあえず、株が大きいので根詰まりしているのかもしれん。抜いてみる。
わーーーー………こりゃダメだ。水を毎日やっていたところで、こんなに根詰まりしてたらどのみち水は吸えませんからね。
急遽ビニールハウスの前を空けて、穴を掘り、地植えにしました。
したものの……特に状況が改善しない。そこそこ苦労して植え替えたのにな……
結局、2株とも花をつけることなく枯れてしまいそうです。
反省。ローゼルは最初から地植えにする。そのうえで、水をたっぷりやる。それでダメなら諦めて二度と育てねえ。来年、もう一回挑戦します。
まとめ!!
・サボテンは夏場室内なら3週間以上水を抜かない
・イチゴは元気なうちに株分けする
・ナス科はどれだけ暑くても液肥をやり続ける
・スイートマジョラムは温度に敏感なので暑くなってきたらすぐ取り込む
・ローゼルは地植えにする
・葉っぱの病気にはやはり重曹スプレーが最強
・バラは気難しくてまだ全然わからない
来年はこんな感じで、今年の失敗を活かして頑張るぞ!
今回はここまでにします。
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次回もぜひ、よろしくお願いします。