のんのんのおうち大自然

カメと植物と生きものたち

ハーブたちよ、我々の季節が来たぞ!

 

こんにちは、音音です。

 

最近は色んな事件続きだったので、生き物の記事多めでした。久々に植物の記事を書きます。こっちも結構色々起こってるのよ。言っても、生き物の方だって全然終わりじゃなくて、まだ記事にしなきゃいけないことあるんですけどね。

さて、この間まで狂ったように暑かった今秋。とは言っても一応暑さはひと段落していましたので、ただ過ごしやすかっただけと言えばそんな気もします。いや、昼は夏で夜は冬の気温……って過ごしやすいか?

で、暑さが落ち着いてくると、いよいよハーブの季節。世界一くらい不快指数の高い夏の日本で、おしゃれなハーブ産地・地中海からやってきた植物たちが、元気に生きるのは無理があるのです。

というわけで、ようやく旬がやってきた。行きつけのホムセンで「ハーブ特集」がやっているという情報を彼氏経由で早速キャッチ!! 10月末。向かうはアヤハディオ。ガーデニングに強いアヤハディオさんには、すごいハーブがたくさん売ってるに違いない!!

今回はとりあえず、ハーブお迎えしたところまでレポしようと思います。

 

さぁ〜〜てやってきましたホームセンター。あるある、ハーブがいっぱいある!! 楽園ダァ!!

f:id:togimarufriends:20231118035928j:image

ハッ!!!!!! これでも我慢した方である。他の店では見たことないようなハーブがたくさんあるの。一体どういうルートで仕入れているのか。ヤクザでも関わってんのか? 非合法ハーブじゃねーか。

いつもなら弱って枯れそうな子を連れてくるのですが、もう今回はわっさわっさ所狭しと置かれたハーブコーナーに、一株しかないレア苗がわんさと埋まってて、これ!! これが欲しい!! と元気であるないに関わらず手当たり次第集めたらこれですよ。いつも「まあどうにかなるやろ」って買ってくれる彼氏に、「さすがにもう庭が爆発するからやめろ」と言われた。スペースの問題か……


f:id:togimarufriends:20231118035931j:image

帰ってきました。我が家にいらっしゃーい!

今回買ってきたのは9種9株。並べてみると相当迫力がある。売り場に同じ種類のが複数あれば、貧相な子を引き抜いてきたつもりですが、うちにしては珍しく結構元気な子もいますね。

では、イカれたメンバーを紹介するぜ!!!


f:id:togimarufriends:20231118035934j:image

こちらは「オレンジバーム"マンダリナ"」。

レモンバームの変種です。シソ目シソ科コウスイハッカ属レモンバーム、和名はコウスイハッカ、別名メリッサ。きーみのってっでー♪ きーりさっいってー♪

我が家にはレモンバームが一株ありますが、それと同じで確かにコウスイ「ハッカ」らしく葉っぱがミントに似ています。しかし、レモンではなくふんわりオレンジの香りがするのがカワイイ。

そのうえレモンバームの特徴として、耐暑性も耐寒性も抜群。かなり丈夫で比較的容易に育つみたいですが、シソ科なので虫が寄らないか心配です。青じそやバジルは害虫えげつないからな。暖かくなったらしっかり害虫対策しないとね。

この子は、家のレモンバームと一緒に植えようかな。効能はまた調べるとして、レモンバームとオレンジバームを混ぜてお茶にしたらさぞ美味しいだろうと思います。枝も葉も茂りすぎてしょんぼりしているので、植え付けたら剪定してあげないとね。


f:id:togimarufriends:20231118035937j:image

次は「ラベンダーミント」。

まーーーた○○ミントか。大学生の頃、心理学の講義で「適当な言葉に心理学ってつけたら大体そういう心理学の分野が存在する」つってた先生がいたけど、それとおんなじで適当な食べ物の名前に「ミント」ってつけたら大体そういうミントが存在するんじゃないでしょうか。

シナモンミント。バナナミント。チョコミント。カレーミント……はミントじゃなくて、カレープランツってのがあったわね。ラーメンミントとかできたらぜひ欲しいですね。

これは彼氏が欲しいって言ったんだけど、家にラベンダー立派なんがあるんだよね。ええー、いらないんじゃない?

と、思って嗅いでみると、やはり若干香りが違う。これはこれでイイ、ミントなのにツンとしてない。本物のラベンダーよりやさしくて、石鹸っぽい匂いがする! ラベンダーでは香りがキツすぎる時、まろやかめのラベンダーミントは活躍しそうですね。効能がどうかはわからんけど。


f:id:togimarufriends:20231118035940j:image

次。これは有名です、「ステビア」です。

キク目キク科ステビア属、南アメリカ出身の多年草。「砂糖の50倍の甘さがある甘味料」として、市販の菓子やスイーツに入っていたり、ダイエット食品として売られていたり、何かと目にするあの「ステビア」です。

育て方はどうなんだろう、南アメリカ出身なので、そこまで寒さには強くなさそうです。暑さに強いのかというと、調べたところそれもなんか微妙。ネットで調べると簡単って書いてあるサイトもあるけど、全然簡単じゃなかった! って言ってるとこもあります。ようわからん。

で、君……本当にそんなに甘いのか? 気になりすぎるので、小さい葉っぱを一枚ちぎって食べてみる。

あっっっっっっっっま!!!!!!

す、すげえ! まじで砂糖の50倍かもしれん! 目が覚める甘さ。おいしい。ちょっと草の香りするのがまた爽やか。クセになる!

わああ、これはぜひ増やしたいですね。乾かして粉にして、ハーブティーの甘味付けに使うんだ。組み合わせによってはクソほどマズくなりそう。

ところでステビアさん、花が咲きそうなんですがそれは正常なの? もう寒くなるけど大丈夫なの……? こんなに甘いと一瞬で害虫の餌食になりそうだし、元気に育てられるか不安です。がんばろう。


f:id:togimarufriends:20231118035943j:image

次。「ルンギアクロッシー・マッシュルームプランツ」。

は? なんて?? もっかい言って???

「ルンギア クロッシー マッシュルーム プランツ」

見たことも聞いたこともない。ネットで調べても全然情報が出てこない。一株しかなかったから買ってきたけど、これ………何??

ここでリサーチの鬼こと彼氏からの情報。ルンギアクロッシー・マッシュルームプランツは、ルンギア属。ええ〜〜……。キツネノマゴ科。ここまで来ても聞いたことない。シソ目。やっと知ってる名前が出てきたけど、もはや「へえ」としかならん。

キツネノマゴ科の仲間って何さ? Wikiさんで分類一覧をざっと見ましたが、知ってる名前がほぼ出てこない。何とかン? と思えたのが、「ヒルギダマシ」。マングローブの一種だよ!

同じ科の仲間には、マングローブがいるらしい。ヤバい、この時点で生態が謎すぎる。どうやら原産地はパプアニューギニアで、現地じゃ庭に生えてる雑草くらいの扱いらしく、かえってわざわざ育てようとする人がいないのか、育て方がまあ〜〜出てこない。

葉を収穫して食べるそうなのですが、味がマッシュルームに似ているから「マッシュルームプランツ」。少し粘り気があるようです。モロヘイヤを想像してます。しかし、何とか見つかった育成ブログの記事によると、「日本人の感覚だと昆布に近い」とのこと。お出汁のなる木ってわけ?

とりあえず、パプアニューギニア出身ということは、寒さにはすこぶる弱いでしょう。冬は部屋に取り込んでやって……。雑草扱いならば気難しい子ではないだろうと思うので、頑張って育てます。一体どうやってこんなものを仕入れてきたんだ、アヤハディオ……。私のブログが、今後これを育てる方の貴重な情報源になることを願います。


f:id:togimarufriends:20231118035946j:image

次。「ペニーロイヤルミント」。

本日2株目の○○ミント。やたら高貴なお名前で可愛いわね。匍匐性で、地面を這うように生えるらしく、お庭を芝生のように覆うグランドカバーとしてオススメなんですってよ。オッホホホ!

しかし、これ食べられないらしい。まあ言ってもミントですし、食べて毒だとは思えないけれど、春に咲くピンクのお花を楽しむものなんですってよ。アラヤダ!

この子もあまりに茂りすぎて元気がないので、植え付けたら剪定しないといけませんね。

 

f:id:togimarufriends:20231118035949j:image

次。「サラダバーネット」。

バラ目バラ科ワレモコウ属の多年草。ルンギアクロッシーの時と比べて、この安心感! 知ってる、知ってるぞワレモコウ!

ヨーロッパや西アジアで古くから栽培されていたハーブで、キュウリの香りがするらしい。じゃあキュウリでよくね? そう思いましたよね。しかし99%水しかないキュウリと違い、この子は傷薬になるらしい。そして、ハーブを混ぜこんで香り付けしたハーブチーズや、ハーブバターとして使えるんですって! キュウリの香りのバターってこと!?

サラダバーネットの近縁のワレモコウは、日本でもよく自生しているので、育てるのは難しくないようです。収穫しすぎは敵なので、採る時は少しずつ。食べたことないから味が気になる。早く収穫したい。


f:id:togimarufriends:20231118035952j:image

次。「ハイブリッド・フレンチタラゴン」。

キク目キク科ヨモギ属。エストラゴンという別名で、フランス料理によく登場するらしいですが、私の記憶には全くありません。どんな味なんでしょうねえ。

この「フレンチ」というのは、フランス料理に出てくるからフレンチなのかな? それともフランス生まれだから? と思っていたら、どうやらロシア産を「フレンチタラゴン」、アメリカ産を「ロシアンタラゴン」と言うらしい。なんていうか……東西平和をすごく願ってる人がつけたんかな。私も願ってるよ。

つまり、この子はロシア出身なわけだけれども……シベリアの子をこの日本で育てるって結構難しいと思うんですよね。確実に湿気と暑さに弱いじゃないですか。水捌けもかなり良くないとダメみたいなので、育てるのにかなり工夫が要りそうです。

とはいえ「ハイブリッド」ですから、性質強健になるよう交配されているっぽい。そんなに心配いらないかな?


f:id:togimarufriends:20231118035955j:image

次。「ローズマリー"プロスタラータス"」。

プロストラータス」という名前の方が一般的みたいですが、なぜか「プロスタラータス」の表記ですね。声に出して読みたい名前。何かの技名みたいでカッコいい。

我が家にはすでに立性のローズマリーが一株ありますが、こちらは匍匐性なので地面に垂れ下がっていきます。よく花壇や生垣に植わってるローズマリーのイメージ。

ローズマリーは料理によく使うのですが、成長が速くないのでなかなか収穫できなくて、もう一本欲しかったんですよね。うまい感じに増えてきたらハーブティーにもしてみたい。


f:id:togimarufriends:20231118035958j:image

ラスト。「ツボクサ」。

セリ目セリ科ツボクサ属。別名ゴツコーラ。ハーブとしてベトナムやインドで特に重宝されているらしく、現地では健康飲料や鍋に使われているみたいです。薬効が高く、集中したい時にいいとか傷薬や疥癬の薬としていいとか色々。医療用に使われることも多いほどなので、摂取するならよく注意しないといけませんね。

しかしそんなにいい薬ならぜひともティーで飲んでみたい。セリ科の植物は、育てるのがクソ難しいことで我が家の中では有名です。しかし、この子は雑草として日本にも自生しており、調べた感じ非常に丈夫らしい。どれくらい丈夫なのか、植えてからお手並み拝見ですな。

 

さて、また次回以降の記事では、この子達を植え付けていこうと思います。

 

今回はここまでにします。

もしよろしければ、下のバナーをどれかポチッとしてください。

それでは、次回もよろしくお願いします。

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ 趣味の園芸へ

家庭菜園ランキング