こんにちは、音音です。
春が来るぞ!
と思って、慌てて畑作りとミョウガの植え替えをしましたが。寒いうちにやっておくべきこと、というのは言ってもそんなもんで……というか畑作りだって、そこに野菜を植え付けるのは5月そこいら。ですから、大して急ぐ必要もなかったんですよね、冷静になってみれば。ひとえに、畑を早めに掘り起こしておけばハダニ対策になるというので、ちょっと急いで作業した。
一方で、鉢植えたちの春はのんきなもんです。冬はたいていのお花たちが休眠モードなので、してやれることはそんなにありません。本格始動は3月から。
と、いっても、その前準備はぼちぼち始めないといけませんね。苔玉でも作って遊びながら、スロースタートでいきましょう。というわけでまずは、
鉢底石の熱湯消毒じゃ!!!
冬越し前の植え替えや、空いた鉢の片付けでたまった鉢底石を、消毒して再び使える状態にするよ。我が家では、焦げついて使えなくなったパスタ鍋に、使用済みの鉢底石を放り込んで貯めています。
そこへ鍋で沸かした湯を、ヒタヒタになるまで注いでいくゥ!!!
上からホースの水をかけて冷まします。
よく水を切って、あとは日の当たるところに置いて乾かしておきます。本当は広げて乾かした方がいいのでしょうが、まこのままでもいずれ乾くでしょ! この作業、パスタ鍋は楽だね。これがなければ、デカいザルと金属バケツでやればいいのかな。
ゴミが多少混ざっていても、それはもう熱湯消毒されたキレイなゴミなので気にしない。この作業が済んでいれば、鉢植えの植え替え時にはこの鍋の中からテキトーに石を使えばいいだけです。
さて、これで一番めんどくさい作業がおわっちまった。あとは、休眠中の鉢植えたちのこまごまとしたお世話。
ナンテンに油カスをまきます。これでナンテンに花が咲く時の栄養とする。真っ赤でキレイなナンテンだね。葉っぱ落ちちゃってるけど生えてくるんかね。
これは1年ほど前、隣のばあさんが「そこに植わってるナンテン、もう抜く予定やから欲しかったら持ってって」と言ってたから、ばあさんちの庭の端っこからいただいた子。
この間、同じばあさんが「そのナンテン、下から子株生えてくるでしょ。生えてきたらうちの庭にもちょうだい」と、1年前に私がこのナンテン抜いたあたりを指して言っていた。
…………え??? いらないから抜く予定だったんじゃねえの??? いや、欲しいならいいんだけど……1年後には「それ抜こうと思ってるんですよ」って言うのでは???
ニンニクにも油カスをまきます。おそらく寒いのが得意なタイプの京都産でかニンニク、元気に大きくなっていますね。収穫するのが楽しみだ。
サンショウにも油カス。去年は新芽が出るなりアゲハチョウにハゲにされてしまったので、今年は葉っぱを出してくれるかわからない。
して、どうして化成肥料じゃなくて油カスなんでしょうね。樹木や野菜には油カスなのかな。きちんと使い分けたいので、今度調べてみるか……。今年の目標、有機肥料が使えるようになること。
こちらはタンジー。耐寒性はとても強いですが、寒いとどうしても長く伸びた茎が枯れてくるので、
カットしてさっぱり。
こちらはコゴミとワラビ。葉っぱが完全に枯れていますので、
邪魔だしカット。去年気づいたけど、このサイズの鉢で山菜収穫をするのは無理がある。横に増えるタイプのシダ類なので、伸びて広がれない鉢では、摘んだら無くなっちゃうくらいの葉っぱしか出てこない。自前の家が持てたら、こいつらは地植えだね。
性懲りもなく、隣の家から塀の下をもぐって竹が生えてきた。
さて今度は、よく干しておいたバジルの穂からタネを取るぞ。何バジルだろ。去年いろんな種類のバジルを植えて、めちゃくちゃに穂をとったせいで、もはやわからない。まあ、蒔いて生えてきたらわかるだろ。
(ちょっとしか取れんやないか)
こ、こっちは?
(あるんだかないんだかわからん)
どうやら、タネができる前に親株が枯れてしまったので、ちゃんとしたタネが出来上がらなかったようです。原因は明白。植えるのが遅かったこと。タネができる前に、寒くなって枯れてしまったのだ。
今年はちゃんと、4月ごろには植えられるように頑張って育苗しないとな。
お次は、液肥の準備。10Lの水にハイポネックスの液肥を10mL。つまり1000倍溶液にします。
寒い時期は、クリスマスローズが元気です。12月から今にかけて、ずっと2週間に1回ペースで液肥をやり続けてきましたが、今年は何個花をつけてくれるかな。
イチゴにもやっておきましょう。そろそろ休眠から目覚めて、葉っぱが立ち上がってくる頃です。
イチゴにはあまり肥料がいらないと言いますが、それはおそらく畑の肥沃な土地で育てた時の話で、鉢植えの場合は月1から隔週くらいのペースで液肥をやっておくと、プリップリの美味しい身をならせてくれる印象です。が、肥料が多すぎると病気になっちゃうかもしれぬ。本当にこのやり方でうまくいくのか。まだ手探りです。
こういう時に油カスを撒くといいのかもしれませんが、それはまあ、今年ちゃんと調べて来年挑戦しようっと。
この時期、お花はシクラメンの独壇場ですね。花が咲いてる子には、たっぷり栄養をあげておきましょう。
ギ、ギャアア、オオイヌノフグリがもう咲いてきた!
どうする、まだ2月半ばだぞ。突然20℃越えの暖かさを記録した日があって、みんな急に春だと思って起きてきちゃったよ!
部屋に入ってくる陽気が完全に春……
こうなったら、しょうがないので、家の中で冬越ししていた子たちも春の陽気に当たってもらう。イチゴのチビ苗、ステビア、ピレア、
アロエ、ペンタス、ニチニチソウ、ルンギアクロッシー・マッシュルームプランツ。
こらこら。君はまだ起きちゃだめだよ、オダマキちゃん。まだもう一回雪降る予報なんだから!
うわああ、アジサイも芽が出てきた。やめてくれ、お前たちデカくて全員家に入れてやるの大変なんだぞ。寒さですぐ葉っぱやられるんだから、まだしまっといてくれ。
お前もか。春になってすぐボロンしてしまう。
地上部が完全に枯れていたラベンダーミントも、早速新芽が……
ネモフィラは大爆発しちゃってるし、
キンカンはまた色づき始めた。
収穫できちゃったよ。こんな寒い時期なのに、食べるとめちゃくちゃ甘いのよ。
フレンチタラゴンも、新芽の葉を開いてしまった。
この間植え替えた↓
togimarufriends.hatenablog.com
タラの木が、
復活してきた。新芽が緑になってきましたよ! やった。植え替えの時根っこを引きちぎったので、下手したらもう死んじゃったかも……と思ってたんですよね。
でも、まだ早いよ。2月だぞ。騙されるな。
2日後……
ひと足先に春を味見した子たち、全員家の中へ連れ帰り。あと2週間そこそこの辛抱だから、たのむからみんなもうちょっと冬でいてくれ。
ルンギアクロッシー、一瞬外に出しただけなのに何かに食われてる。こんな変わった植物、一体誰が食べるんでしょうかね。というか、もう葉っぱを食べる虫が動き出してるのか。困ったな。
それからさらに1週間ほど。
クリスマスローズが立派に咲きました。まだまだ蕾がたくさんついてます。数えてみたら、咲いてるやつ合わせて12個! 多すぎて心配になる。
ところでこの黄色い子、一昨年ホムセンで救出してきて、去年もたくさん花をつけてくれたのですが、うちにはタネから育てたすごい数のクリスマスローズが他にもいまして……。そっちは、ピンクと黒が咲くと思うのですが、まだ花をつけてくれません。
タネから育てると、花をつけるのは2年目から。今年で2回目の春のはずなのに、まだ咲きません。もう少し暖かくなったら蕾をつけてくれるのか。それとも今年はもうダメかな。来年に期待かな……。
ここまで思わせぶりにチラ見せしたんだから、もういっそはよ春になれや、地球。
今回はここまでにします。
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