こんにちは、音音です。
さて、植物育て始めて3年目。育てる植物の好みは特になかった……はずなのですが。
彼氏がイタリア料理好きなのと、家の生き物たちのために虫除け剤を控えようと、虫除けハーブをいろいろ植えて試し始めたが最後、どっぷりハーブ沼にハマってしまいました。
どんどん増える庭のハーブ。料理に使うだけでは消費が追いつかない。ご覧くださいこの量を。
収穫前のオレガノ。
左からトスカーナ、スイート、レモン、と3種のバジルを収穫したところ。
収穫用のカゴがオレガノで爆発している。これは↓の記事の時に
togimarufriends.hatenablog.com
収穫したものです。
料理用ハーブとして消費できないぶんは、ハーブティーにすれば? と考えて、初めてオレガノティーに挑戦したのが↓
togimarufriends.hatenablog.com
その後、ハーブの本やらアロマの本やらを買ってみて、オレガノには殺菌作用や、胃腸の動きをよくする働きがあることがわかりました。
というわけで、それからというもの……胃もたれでムカムカすると言えばオレガノティー、なんか喉がイガイガしてちょっと痛いかもと言えばオレガノティー……
薬局で薬買うほどでもないんだけどな〜、レベルの不快な症状が出た時はすぐハーブティー飲むようにしてたんですよ。するとこれが、まあまあ確実に効く。
正直最初は、「あったかいお茶飲んだ効果では?」と思ってました。しかし、紅茶や緑茶、白湯でこうはならない。薬草は薬草なのである。
よーし。こうなったら家にあるハーブ、片っ端から飲んでみたい。
レモンバジル、干してみた。スイートバジルも同時に干してみたんだけど、これどっちの写真だったか思い出せない。
よく洗ったバジルを窓全開の部屋で日に当たらないようにして、枝ごと平干し1週間。パリパリになった葉っぱを枝から外してちぎり、↑の写真のまますり鉢ですり潰します。
そこそこ細かくなったかな? なんか、茎っぽいのとか入ってるけど大丈夫なんやろか。
ま、つべこべ言わず飲んでみるか! ハーブティー単体で飲むとクソまずいことが、以前の記事からの教訓でわかっています。多分淹れるのが下手くそなんだと思うけど。あれはほぼ雑草の汁だった。
だから、緑茶のパック1つに、バジルの葉をティースプーン山盛くらい入れます。こちらはレモンバジル。
若干蒸らして、出来上がりました。レモンバジルなので、かなりスーッとする匂いです。お湯の温度とか注ぎ方とか、本来もっとこだわりポイントがあって然るべきなんだろうけど、私は知らん。今はわからん。ところで、お味のほどは?
オレガノほど草感はない。青臭いけど、まだやさしい感じがします。レモンバジルなので、ツンとした清涼感があり、それが緑茶とマッチしてますね。クセのある草感も、緑茶がいい感じに誤魔化してくれてだいぶ飲みやすいです。人間の飲み物になったな〜って感じ。
ちなみに、レモンバジルの効能は分かんないのですが、スイートバジルの効能は「気分を明るくする」以外にないっぽい笑笑笑 マジかよ。鬱になってきたら飲めばいいのかな?
同じバジルだから多分「気分を明るくする」効能はあるとして、レモンの香り成分にもうちょっと何か効能があるんじゃないかな? 実際、この日ちょっとヒリヒリしてた喉がマシになったような。
さて次。この間ホムセンでしょぼくれていたから買ってきた、ペパーミント。植えてたった2週間ほどで、この大爆発ぶりです。
早速収穫しちゃいましょう。容赦なく剪定したら、水で洗います。
水を切って、排水溝ネットに入れて窓辺にぶら下げておきます。
ぶら下げること10日ほど。ようやく、パリパリになりました。バジルの時と同じように、葉だけちぎってすり鉢ですり潰します。
だからでかいって!!!
ペパーミントはべらぼうに効能が多いです。今すぐ飲んでももったいない。100均で乾燥剤を買ってきたので、このまま保存して、どっか調子悪くなったら飲んでみることにしましょう。
と、言って1週間後にはもう喉がヒリヒリする。体の不調や風邪が、すぐ鼻と喉にくるんですけどぉ。大声出す仕事なので、喉痛めやすいのもあるんでしょうか。
とにかく、前回と同じように、緑茶パックと一緒にペパーミントティーを淹れてみます。
うん、ツーンとくる匂い。あったかいミントって変な感じ。問題はお味。
ウワハハハハは!!!! まずい!!!!! すんげー味!!!! メントールの香りのするお出汁!!!笑
どうやら一緒に淹れた緑茶が、奮発して買ったいいやつだったもんだから、やたら旨みが出てしまったらしい。それが、ミントのスッとする香りで無駄に引き立ってなんかもうすごい。
淹れてくれたの彼氏なんですけどね。でもごめん、これはマジでちょっと擁護できない味だ。彼氏、緑茶淹れるのが上手すぎる。それがこんな形で裏目に出るとは、いったい誰が予想しただろうか。
しかしやはりペパーミント。風邪や頭痛から疲れ、花粉症まで、こいつだけであらゆる悩みに対応してくれるらしい。飲んだら殺菌作用と鎮痛作用が相まってか、喉にバッチリ効いた。スッと痛みが引いて、翌日も痛くなりませんでした。すげえ!!
こりゃ、ありとあらゆるお菓子や薬にミントの成分が使われるわけだ。
極めつけはこれ。淹れた後だから何入ってるか分かりませんが、一応オレガノとペパーミントのティーです。
両方とも、風邪っぽい症状に効くことがわかっています。ほんで、この日もツイてないことに、喉が痛い。飲むか。
例によってティーバッグ1個分の緑茶と、ティースプーン1杯ずつのオレガノとペパーミントを使います。お味のほどは?
なんとオレガノ単体、ミント単体より飲みやすい。ミントがオレガノの雑草臭さを消し、オレガノの風味がミントのきつい香りと緑茶のつなぎになっている感じです。
もちろん美味しいかと言われれば「薬だな」って感じの……アレなのですが、うん。やっぱり、ちゃんとブレンドして効能と味を調節するのが大事なんだ。もちろん、喉にはよく聞きました。ついでに、詰まってた鼻がお茶のあったかさとメントールの効果で通った。
なくなっちゃった★
また作んないとな。今回は緑茶をベースに作ってましたが、次は紅茶ベースもやってみたい。そしてまだ家には、ティーにしたことのないハーブがけっこうあります。レモンバーム、ローズマリー、コモンマロウ、赤紫蘇……
今回は、ブレンドと淹れ方の大切さがよく分かった回でした。あまりにも奥が深い。正直、「どうせ金持ちマダムが丁寧な暮らし(笑)つって人にマウント取るために凝ってるやつでしょ」と思ってましたよ、家で作るハーブティー。今思うとすげえ偏見だな。
効能やら成分やらを調べるにあたりいろんな本を読んでいると、ハーブの利用についてはちょっと齧るだけでも、世界史、化学、生物学、地理、あらゆる知識を求められてパンクしそうになります。
医者や薬剤師の方々頭パンクしないのかよ。信じられねえですよ。
そして最後に重要な補足。
ハーブ、つまり薬草は「薬」なので、薬を服用してる場合は飲み合わせの良し悪しがあります。
音音は今のところ、眼圧降下の点眼薬しか使っておりません。それに加え、今回はオレガノ、ペパーミント、バジル、という普段の食事でも普通に出てくるような葉っぱを使ってましたので、そこまで神経質になる必要はないかと思うのですが……。
ま、「○○系の薬飲んだらグレープフルーツ摂取しちゃダメ」とかそういうのって、市販薬レベルでもそこそこ聞きますし、どっちかというと普段からもっと気を使ったほうがいいんだろうな〜……とは思っています。
もしこの記事を読んで、これやってみたい!!と思う方が万が一いらっしゃったら、自分の受けている治療や処方とバッティングしないかどうか気を付けてくださいね。
こういう薬草から有効成分だけを取り出して配合して、こっちがなーんも知らなくても安全に飲めるように処方してくれるお医者さんや薬剤師、専門家の方々に感謝。結局、家で飲むハーブティーだって民間療法どまりで、買ってくる薬の代わりにゃならないんだから。
とりあえず、「多分このハーブはこんな感じの薬とバッティングするから気をつけたほうがいい」みたいなのがサラッと分かるくらいまで、勉強してみたいな〜.……というのが今んとこの野望です。今後も随時、育てて飲んでみた記事を更新していきたいです!!!
今回はここまでにします。
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次回もぜひ、よろしくお願いします。