のんのんのおうち大自然

カメと植物と生きものたち

まだ続く モクズガニvs彼氏

 

こんにちは、音音です。

 

さて我が家のモクズガニ、ブルちゃんは、我が家で一番の壊し屋なのであります。

家に来てからもう一年。3回脱皮して、今や足の先から先まで20cm超の巨大モクズガニに成長しました。最近また脱皮しようとしてるし。

そう、体がデカい。だからウンチもデカい。すごいスピードで汚れるカニ水槽。その上、何もしていなくてもなぜかカニ出汁の匂いがする。フィルターを入れて毎日水換えしても、水が茶色くなる。いかにかに水槽の水が汚いかというと↓

togimarufriends.hatenablog.com

 

togimarufriends.hatenablog.com

 

この二つの記事参照。もっとも、多少汚かったところで本人は至って元気でゴキゲンです。

ただ、それだけ汚れる水槽となると、濾過装置を入れないわけにはいきません。壊し屋の水槽に濾過装置入れたらどうなると思います???

togimarufriends.hatenablog.com

 

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はい、当然のように破壊されます。今までいろんな濾過装置を試して、記事の数以上に失敗してきた彼氏。結局たどり着いたのは、ウーパールーパー水槽に入れているのと同じ、外部濾過装置でした。

 

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うまくいってたはずなんです。


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お分かりいただけただろうか……。

1枚目と2枚目の写真をよく見比べてください。何が違うでしょーーーか。

はい、正解は「水槽の奥にある外部濾過装置の吸い上げ口周りについてたスポンジカバーがなくなってる」でーす。

2枚目の写真では、カニの後ろに筒状の吸い上げ口が白く見えていますね。1枚目では、その吸い上げ口にちゃんと黒いスポンジが穿かされているので、背景と一体化してちょっと見にくい。

そう、1枚目にあったはずのスポンジカバーは、全部カニが細切れにしました。ついでにちょっと食べられました。

それで別に、水が吸えるならそれでいいので歩が……。しばらくこのまま放置したところ、フィルターに入っちゃいけない大きなゴミが入って、濾過装置の分解できないパーツが詰まってきました。本来そんなサイズのゴミはスポンジカバーで阻止されるはずなのですがね……。

早速寿命を迎えた外部濾過装置。お高かったのにやってくれるよな。

 

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しびれを切らした彼氏、早速新しいフィルターを組み立て始めた。今度は底面濾過ですね?

写真にある黒い網部分を低床の砂に埋めて、網部分の下から水を吸い上げることで、低床の砂がろ材の役割をしてくれる、それが底面濾過装置。

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設置中、水槽からどかされているカニ。でかい……


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デカいのにとっても温厚なやさしいカニなので、甲羅をこちょこちょしても満更じゃなさそうなんだよね。


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セッティング完了。問題なく水が出ています。

今まで使っていた低床が、細目の大磯砂だったのですが、細かすぎて濾過装置の網部分から入ってしまうので、デカい砂利を混ぜて誤魔化したようです。それでいいのか……


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古い外部ろ過装置に入っていたろ材は洗います……きっっったねーーー………この茶色いのは全部ウンチです。

 

次の日……


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ンワーーーーーー!!!!


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あ、あの、何をなさってるんですか? ちょっとよく見せていただけません?


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はーーーーい終了ーーーー!!!! 絶対そうなると思ってたよね〜〜〜〜!!! 低床に埋めた網を掘り起こし、モーターとの接続部分を外してバラバラにしてました!!! 早かったな。「そんな可愛い顔してもダメ!」とまた彼氏に叱られているカニ


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はい、また水槽作り直しです。カニ選手には外で待ってもらって、低床から入れ直します。

彼氏、粒大きめの大磯砂を買ってこようと思ったようなのですが、どうやら大磯砂は取り尽くされてもう売ってないらしい。前に買ってから今までの間に絶滅しちゃったのか! そんな!

……ということで、とりあえず硅砂を買ってきたとのこと。硅、ってことはガラス質なのかな。

 

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オイこらこらこらこら!!!!(この後部屋中走り回った)

 

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結局、他の水槽でも使ってるいつものGEX「サイレントフロー パワー」。一時期サイレントフロー入れてたこともあったのですが、カニが砂を掘るもんだから、細目の大磯砂で吸水口が詰まったんだよね。

ついでに、カニは水流が嫌いなのでは……という配慮から、今までほとんど登場しなかったサイレントフロー。

今回は以前より低床の粒が大きいので、吸い込み口の問題はあんまりないとして、カニが水流を気にするかどうかですね。彼氏は「これでダメならもう濾過装置は諦める」とのこと。


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中身はこう。例によって、付属のろ材は使いません。


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シャボンネットに、


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リングろ材を詰めて、本来ゼオライト入りスポンジやカートリッジフィルターが入るところにギチギチ詰めます。


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外ケースにセットすると、出水口の奥に謎スペースができるので、そこにはデカいリングろ材を並べておきましょう。

こうすることで、ここに住み着いたバクテリアは、住処が半分水に浸かった状態になります。水も酸素も豊富にある……という最高の環境で、最高の働きをしてくれるわけです。これを「ドライ濾過」というらしい。


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設置。


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おお、とてもいい感じ。水流けっこう強いの心配だな。

 

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さあ、帰るよブルちゃん。


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あわあわあわわわーーわーーー帰ってくれないのっ!?!?


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ワアーーーーーーー!!!! どこ行くんだよお!!!!


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何とか帰っていただいた。


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彼氏、カニの爪で傷だらけである。カニがなかなか離れてくれなくて、体中走り回られました。風呂に入るとヒリヒリするらしい。カニ、パパ大好きだから……

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さて、低床を新しくしたので古い低床を片付けます。混ぜた砂利を一個一個回収する。「二度と低床の石混ぜるのはやめる」と申しております。

 

さて、カニの調子はどうやろか? 翌日……


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めっっっっちゃ水流気に入ってるやないか!!!!

何だったんだ今までの気遣いは!!! めっちゃ気持ちよさそうだね!!! 音音が仕事行ってる間もずっとこうしてたらしい。滝に打たれてる。

 

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さあ〜〜て、気が済んだので登ろーっと♪(この後脱走防止のフタと重しを自力で押し退けて脱走)

 

ところで、そもそもの問題として、もっとでかい容器で飼えば水汚れる問題もマシになるのでは? とは思うんですけどね。

もちろん60cm水槽に引っ越させる予定はあるんですが、カニ水槽の隣にはアップライトピアノが置いてあるもんだから、床の耐荷重とスペースの問題で、すぐには大きくしてやれないのが現状(というか、カニが想像を絶するスピードで大きくなってて追いつかない)。

今の水槽で元気にやってくれてるからとりあえず様子見してるけど、これでカニ側が不満なようならピアノの方を有料預かりに出すというのも考え中。ついでに、床下補強DIYもする予定。

人間のするメンテが大変な分には別にかまわんから……というスタンスなので、カニの水槽サイズアップは、今のところ緊急を要する課題ではないらしい。

 

というわけなので、カニと彼氏の戦いはまだまだ続く……

 

今回はここまでにします。

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