こんにちは、音音です。
週2更新ペースか軌道に乗ってたとこですが、ここ数日、推しの子と終末のワルキューレ読んでたら更新飛んじゃいました😉 おもしろかった😉
さて先日、職場の人が入り用で採ってきた近所の池の水に、フナらしき魚が混入していたので、家に連れて帰ってきていました。
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お名前はフナのハカセちゃん。もう彼が来てから1ヶ月は経ちます。最初1.5cmくらいの稚魚だったのが、みるみる大きくなってもう3cmくらい。元気に悠々と育っております。
ただ、そこで問題が。
水槽に入れていたマツモ。マツモが伸びる。とにかく伸びる。恐ろしいスピードで伸びて、モジャモジャになって、こないだハカセちゃんが絡まって動けなくなっていたので、あわててカットしました。
実は上の写真はカットした後の写真。する前は写真の倍の量ありました。想像したらすごい量でしょ……。ほぼ水槽の中全部マツモです。
切ったマツモは、なんだか捨てるのももったいないな。と思い、モクズガニのブルちゃん水槽にポイ!
モクズガニは、とにかくウンチがデカくて汚い。それをどうにかするために、カニ水槽には彼氏が強化版ろ過装置を作って入れてました。
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今のところろ過は今までで一番うまく行ってるようですが、どのみち水槽のお掃除係として、水草はものすごく欲しいところです。
しかし、モクズガニの水槽にマツモを入れるとね。ですね。全部いいオヤツになります。マツモに限らず水草は何でも美味しいオヤツです。
でもカニには毎日エサをやっているので、マツモをすぐにツルッパゲにするほど腹が減ってるわけではない。マツモが伸びるスピードのほうが速ければ、カニはオヤツの永久機関を手に入れるはず。
爆速で伸びるマツモvsそれをつまみ食いするカニ、生産と消費、どっちが勝つのか? ホコ×タテ!
観察開始翌日。
なんかもう早速マツモなんかどうでもよくなるくらい水槽が散らかってる。砂利の上に見えてるのは、自作ろ過装置に入れてたリングろ材ですね。
強化版ろ過装置、仕組みとしてはプラ容器の中にろ材入れて置いてるだけなので、カニがろ材をひっくり返して中に潜って遊んでますね。
ついでのようにマツモはちょっと齧られてます。
数日後……
これはひどい。水槽全部ろ過装置にする気か?
あれから毎日こんな感じなんですよ。
「そんな可愛い顔してもダメ!」って怒られてるカニ。か、可愛い………可愛いわ。何だねその顔は。
さらに数日後。可愛い顔ばかりして一向に反省していないようです。
マツモをおかずにエサ食ってんな。焼肉のサンチュみたいなもんなのか?
さらに翌日。
これは……….過去一ひどいですね……さては出たり入ったりしたな? 低床はろ材にしたのか? 底面濾過ってそういう意味じゃないよね?
ここにきて彼氏、完全にブチギレる。
ブチギレてからの行動が早いことで有名な彼氏。近所の魚園で即買ってきたのはこちらの外部ろ過装置。
ウーパールーパー水槽や、ミシシッピアカミミガメのカメきち水槽に使っているのがこの外部ろか装置。デッカいろ過層を水槽の外にゴン! と置いて、チューブで水槽の外に水を吸い出して、ろ過層を通して戻すタイプのフィルターです。
ゴミは吸えないけど水は抜群にキレイになります。
中身はこんな感じ。上からろ過槽、入水・出水パイプ、モーター。
付属のろ過槽の中身はこんな感じです。生物ろ過のリングろ材、化学ろ過の活性炭、物理ろ過&生物ろ過のスポンジフィルター、と3種類の材料が入っています。これを右側に写ってるデカい筒の中に、ミルフィーユ状に詰めていくわけなんですけど。
どうやら今回、そうはしないようです。まずは水槽の片付け。しこたまカニのちらけたろ材を、一つ一つ拾います。気が狂いそうだな。
作ったろ過装置は取り出して、中のリングろ材と底面ろ過装置を洗います。真っ黒だよ。よくろ過効いてたんだね。こないだ作ったばっかなのにね。世の中うまくいかないことばっかだぜ。
カニ、お前もどいてなさい。
カニはえら呼吸ですが、多少陸に上げても苦しくはないようです。甲羅の中に水をためて、陸上でもえら呼吸するんだって。人間で言うとスキューバダイビングみたいなもんかね。
まだまだ拾います。ずっと中腰でしんどそうです。今、彼氏の腰からギックリ音がしました。アァァ…
地獄の修行、リングろ材拾いが終わったら、ろ過装置を組み立てていきましょう。付属でついてきた3種類のろ過装置はありがたいけれど、カニの圧倒的なウンチ量にはスポンジも活性炭も焼け石に水。もう汚れるのは仕方がないとして、汚れを無毒化してキレイな汚れにできる唯一のろ過方法、生物ろ過に全振りでろ材を詰めます。
何でこんなことになったのか分からない写真が出てきた。中のものを全部どかした後の水槽。きたねえ。本当にきたねえ。
それはいいとして。今まで自作ろ過装置に使っていたリングろ材を、
ひたすら詰めて、
詰めて、
詰める。
中間に、金魚水槽用に売っていた、砕いた牡蠣殻を入れます。前に水槽のph測った時に、えげつなく酸性よりだったカニ水槽。二度とビオレ水槽なんて呼びたくない。牡蠣殻を入れると、炭酸カルシウムが少しずつ溶けて、けっこういい感じに酸度を弱めてくれるのだ。
外部ろ過装置を使うと、ろ過層の中は常に2Lくらいの水で満たされます。だから、しっかりフタを閉めましょう。漏れたら終わりです。
チューブ接続部の穴から、余計な水分を出します。中のろ材が新品なら、この行程は必要ないんだけどね。
チューブを繋ぎ、
根元をしっかり閉めます。
こちらがモーター。これを水の中に入れて、汚い水を吸い上げます。
説明書通りにモーターと接続。
出水シャワーと繋げます。どうせカニに壊されるんだろうけど……
完成! セッティングしてみました。
これは、脱走対策ちゃんとしないとすぐ逃げられるぞ。ここフタ閉められないし。足場いっぱいあるし。
さて、設置が終わったら、謎に汚くなった水を換えます。片付けに水換えに大変だな。腰骨イッてんのにね。すぐ死んでしまう腰骨は今日から「ハリウッドザコシショウ」に改名。「ザコ」も「コシ」も入っててわかりやすいよね。
ようやく水がキレイになってきたので、ここでろ過装置のスイッチオン!
お!! しっかり水でろ過槽が満たされてきて、ちゃんと機能してますね。
さあ、帰るよブルちゃん。
しばらくしたら、水の汚れも落ちついて、水が透き通ってきました。ろ過装置が外に移動したので、ずいぶん広くなったように見えるね。
そして2週間ほど、現在。出水シャワーは秒で壊されました。蛇口みたいに直で水を落とすタイプの出水口をつけて、今んとこうまくいってるようです。相変わらず水槽の中は散らかってます。
問題は予想した通り、外部ろ過装置は水槽の中から外へホースを繋がなきゃいけないので、キッチリふたができないこと。おかげでこないだ、まんまと脱走されました。数時間後にはちゃんと見つかりましたけどね! 両生類の脱走と違って、カニは長時間陸に上がっててもそうそう干からびないのが救い……。
で、忘れてましたがマツモはまだ生き残っています。というか、マツモがなくなる頃にはまたハカセちゃんの水槽でしこたまマツモが穫れるので、実質すでに永久機関ではあるんだよな。
結局最後はモクズガニvs彼氏の戦いになってましたが、今のところギリギリ人間側の負けが続いております。
今回はこの辺にします。
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それでは、次回もよろしくお願いします。