こんにちは、音音です。
数回前からずっと、春がやってきたと思ったら寒くなり……という状況にブチギレていますね、私。
3月に入ったから大喜びで種蒔き準備をしようとしたというのに、例によって難航しています。去年、育苗が遅すぎて、バジルの種がきちんと取れなかったことを反省し、今年は早々に種を蒔いて苗を育てたいんですよ。
とりあえず経過をレポします。寒いうちに、今年はどうやって畑を使うか計画しておきました。
こんな感じでいかがでしょう。バジル5種は、去年各2株ずつくらい育てたのですが、収穫しききれずに余ってしまっていたので、今年は各1株ずつにしようと思います。
その代わり、中玉トマト1株、トウガラシ2株、青じそと赤しそを1株ずつ畑で育てよう。青じそのタネは取れていますが、赤しそは庭のど真ん中から勝手に生えてきたのを放っておいて、それっきりなんもしてないんだよなあ。花が咲いていたのは見たので、勝手にその辺にタネをまき散らしていることでしょう。生えてきて苗になったら、一本だけ畑に移植して育てる算段です。そんなうまくいくのか知らんが。
ちょっと暖かくなった途端に、すごい勢いで雑草が伸び始めた。
3割くらいはホトケノザですね。かわいいなあ。5割くらいカラスノエンドウとミチタネツケバナ、残りはオオイヌノフグリやハコベやよくわからない草たち。雑草という草はない。そのとおり、みんな違ってみんなかわいい。しかし、
放っておくとおそろしい数の害虫が発生するので、だいぶ抜きました。だいぶ抜いてこれか……。一昨年はかなりブイブイやバッタに悩まされましたが、去年は早春から毎日のように雑草を抜いていたので、相当害虫の被害は少なくなりました。今年も去年にならい、今からせっせと雑草を抜いておきます。が、どうせ雨が一回降れば元に戻るんですけどね……。
何かのサナギが落ちている。なんだこれ。多分ヨトウムシだな。庭の作物を食われては困るので、家の外で、土のあるところへ適当に放っておいた。
さあて、まず最初に手をつけるのは、
タネはタネでもセリ科の種子たち。こいつらの種まき準備をします。
一般的に「簡単」「丈夫」と謳って売られていることの多いパセリ。以前も記事にしたのですが、
私はいまだに、パセリはじめセリ科植物を元気に長生きさせる方法がわかりません。でも、最近ちょっとコツを掴んできました。
それが「動かさないこと」。根っこをいじられることに弱くて植え替えが大嫌い、と言われるパセリ。実際嫌いなのは植え替えというより、環境の変化が何であれイヤらしいのです。
植え替え植えつけはもちろん、鉢の場所が変わって日当たりや風通しの条件が変わるのもイヤ。雨が多いからといって、雨の当たらないところに鉢を動かすと、鉢が動いたことの方がストレスになって弱ります。直射日光ガンガンで暑いからといって日陰に入れると、その変化で枯れる。
というのはまだ仮説段階なので検証不足ですが、仮にそれが本当だとしたら、最初に置いたところの環境が命ということ。種からプランターに直播きして、そのプランターを一年ほったらかしでも問題ない場所に置かなければいけない。
地中海方面原産のハーブは、苦土石灰がいるんだよな。
こんなもんかな。
こちらはチャービル用の鉢。
苗床完成。
同じようにパセリの苗床を作ります。7:3に、
苦土石灰 ふりかけたら 風が吹いてきて 風下にいた彼氏に直撃
彼氏「うわっなんか飛んできた、なにこれ」
私「苦土石灰……」
彼氏「ギャアアアアアアアアふざけんな!!!💢 何してくれとんねん!!!💢💢」
すまんかった。まじで。ほんとごめん。
謹んで混ぜさせていただきます……
苗床完成。とりあえず、こいつらの作業はここまで。
次は、ポットで育てる他のタネたちをまく土を作るよ。バーミキュライトが家にあったので、このところずっとバーミキュライトに種まきしていました。軽いし、よく水を吸うし、清潔だし、大変手軽ですごく重宝していたのですが……
致命的な欠点が一つ。粒が細かすぎて、水をやるたびに底から出ていき、10日くらいでポットの土が半分になってしまうのである。
だから今回は、バーミキュライトを配合した種まきの土を自作することにしました。赤玉土6:腐葉土2:バーミキュライト2。これで、底から土が出ていってしまうこともあるまい。
肥料分を入れてはいけません。へたに肥料分の多い土だと、タネが発芽した途端に徒長してしまいます。
よーし、春に使う分くらいはできたな。ビニール袋に保存しておこう。……いや、ちょっと待てよ。
種まきの土って無菌じゃないといけなかったよな。そうじゃないと、タネの皮が割れて根が出るときに、細菌感染を起こすかもしれないから。え、新しい土だけどこれって無菌の清潔な土ってことで……おけ?
彼氏「え、俺、腐葉土を入れた時点で無菌はあきらめるんだと思ってた。無菌なわけない」
まじか!!! いやまあそりゃそうだわな!!!! 失礼しました!!!! え、じゃあこれ消毒殺菌しないと使えないじゃん。今日この後タネまきする予定だったのに、これじゃ無理だな。どうすんの?
ここで登場、古いパスタ鍋。目の細かいザルでもよい。今作った土を移して、水でたっぷり湿らせる。
ありったけのお湯を沸かします。
汚物は消毒じゃあ!!! 煮沸消毒!!!
配合したバーミキュライトは粒が細かいから、網の目の間から出て行ってしまうんじゃないか……と心配したのですが。取り越し苦労。バーミキュライトは軽いので、水に浮いて表面に上がってくるんだなあ。以外と流出は少なくすみました。
ぐっちょぐちょになってしまったので、雨に濡れないところで広げて干します。どのみちタネをまいたらしっかり土をぬらすので干さなくてもいい気もするけど……今の状態が一番清潔だし……。でも、たくさん作って保存しておくから水気が傷んでもイヤですし、覆土するの大変そうだから一応乾かす。
すぐには乾きません。すべての箇所が空気に触れるよう、一日一回、毎朝起きたらまず土を混ぜる。
混ぜて干して、を繰り返すこと4日目、春分の日。突然の雪。雪!? 春分の日だぞ!?
おっっっわーーーーーー……ミントがシャリシャリに凍ってる……
使ってない鉢底トレーにたまった水が、底まで凍ってる。1月くらいまで一度もなかった氷点下。なぜ3月に……もう暖かくなったと思って、耐寒性のない植物たちを一斉に外へ出したところだったのに。
慌てて、寒いのダメな子たちを家の中に入れたら、
鉢の中からナメクジ出てきた。君も寒かっただろう。いやはや、この間種まき終わらせなくてよかった。ほんとに。
1週間経って、ようやく土がきれいに乾きました!!! 狂気の春分を過ぎて、ようやく最低気温も5度をほとんど切らなくなってきた。ようやく種まきができるよお~~~~~😭
というわけで、次回はやっと種まきをしようと思います。
今回はここまでにします。
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次回もぜひ、よろしくお願いします。