こんにちは、音音です。
そういえば実家にいる母、妹、祖母二人、伯母がみんな花と着物が好きなので、植物を育て始めてから実家での話題がかなり増えました。植物育ててみて良かったことは、年寄りでも子供でも同じ話ができることです。おかげさまで、余ったタネの引き取り先が増えるぜ。
さて、以前の記事で種まきしたタネたち↓
togimarufriends.hatenablog.com
10日後の経過報告をしようと思います!!!
ダウンタウン浜田「ケッカハッピョォーーーーーー!!!」
ブッシュボールバジル! 2/2発芽!
フル発芽です。2個のセルに1粒ずつまいたはずなのに、なぜか右側のセルから2個発芽した。みなさん、タネや球根は歩きます。気をつけましょう。
レモンバジル、2/3発芽。
こいつが一番最初に発芽しました。
パープル丸バジル、3/3発芽。
芽が出た瞬間から紫色だからめっちゃ見にくいな。写真では実は2本しか発芽してませんが、この後ちゃんと3つ目も発芽しましたとさ。
赤花ローゼル、発芽とまではいかないまでも、2/2発根してます。
もうちょっと埋めてやった方が良かったのだろうか? いや、ていうか蒔く時にちょっとは土被せたはずなんですよ。やっぱりタネって歩くし土掘るんだな。
写真撮るの忘れてましたが、ジェノベーゼバジルも3/4発芽してます。
さて、今回音沙汰がなかったのは……フレンチマリーゴールド、スイートバジル、トスカーナバジル、パセリ、パプリカのスイートカメレオンミニ。ゼッタイ発芽させるべく、播種にもっかい挑戦です。
これだけ用意しました。芽が出なかったセルトレー大集合。あとは茶漉し、小さめのビーカーに水。これを使って、予備に取っておいた種を蒔き直します。
フレンチマリーゴールドだけは、もう予備の種がないので泣く泣く諦めました。正直、無理かもなーと思ってたんですよ。マリーゴールドは発芽が簡単だと聞きますが、発芽率は悪いようで……。しかも、種を取った親株はスーパーで萎れて弱ってた子だったので、結局タネも十分に太らなかったんです。ちーん😇
悔しいなぁー。再挑戦しようかな、マリーゴールド。
気を取り直して、スイートバジルからいきましょう。
去年4株あったスイートバジル、3株からは何とか種が取れたので、株ごとにお茶パックに分け、保存してました。種が取れなかった1株は、水耕栽培してましたが冬の間に絶えてしまいました……。
お茶パックから、種を取り出してみましょう。
これを水に入れてみて、沈んだタネは身の詰まって充実したタネということで、選別してからまいてみます。最初からやれば良かったな、これ。水を吸うと、タネも目覚めるし……
では、水にイン!!!
わはははwwwww 全部浮いとるwwww
よっぽど中がスカスカなのか、上からつついて沈めてもまた浮いてきます。
仕方がないので茶漉しで取り出しまし………
な、なんだあ……? タネの周りに白いボワボワが……?? まさかカビ? この一瞬で??
いやいや、そんなわけないです。彼氏が調べてくれたところ、これが謂わゆるバジルシードってやつだ! 健康食で有名なアレ。水につけた瞬間にこうなっちゃうのか。
水につけるとタネの中のセルロースがはみ出て来るだけで、発芽には何の影響もないらしい。どう考えても影響ありそうな見た目だが……。なんなら、このボワボワが出るやつほど健康な種らしい。じゃあ、スカスカだけどこいつら一応みんな元気ではあるんだ……
綿棒とピンセットで、ふんわり土に乗せて蒔きました。これが、アーーーーーー、さっきの白いボワボワがくっついて全然上手くまけない!!! キィーーーーーーッッッ
ええい、2袋目!!! もう中のタネ全部ぶちまけてやる!!
今度はちょっと沈んだ。マジでちょっと。
もうさっきの作業をしたくないので、水やりついでに水ごと蒔いてやった。もうこれでいいわ。
3株目も同様に全部蒔きして、バジルは終了。次はパセリです。
春直前に、なぜか大量に取れたパセリの種。親株が元気だったので、きっと種も身が詰まっているだろうと……
アレ…………????? スイートバジルよりは沈んだ……かな? でも全然沈まないな…………
とりあえず、茶漉しで取って、
残ってるタネの、半数くらい蒔きました。さすがに全部蒔きはしなかった。
仕上げに水をあげときましょう。100均に売ってるこのタネ用水やりボトル、マジで便利だなあ。
では、トスカーナバジル。
こいつは、国華園で買ったタネです。パセリ、スイートバジル、マリーゴールドは家で取ったタネなので、発芽しなくても納得ですよ。他の買ったタネはほとんど発芽してるのに、どうしてこいつだけ発芽しなかったんだろ。
まあいいや、こいつも同じように水責めにしましょう。
うわーーー!!!! すげーーーーー!!! めっちゃ沈んでるぅーーーーー!!!! 買ったタネってやっぱすごいんだな〜〜〜〜〜!!!!
なおさら、発芽しなかった理由が謎だ……
綿棒で掬い取って、蒔いてあげましょう。
水をあげて。次は出てくれるといいが。
さて、問題はパプリカのスイートカメレオンミニです。
とりあえず、6粒買ったうち今回2粒ダメだったので、もう2粒上から蒔いてみました。小指の爪ぶんくらい穴あけて、そこに埋めます。
水やりで仕上げ。
実は、こいつの芽が出なかった原因は分かりきってるんですよ。ズバリ、寒かったんでしょう。
こいつは発芽適温が25℃以上と、他のバジルやパセリたちより高い温度が必要なくせに、体がデカくて成長に時間がかかるので、他のより早く、寒いうちから蒔かなきゃいけないんです。2月下旬から蒔き始めるくらいなので、もう今では全然遅いです。
発芽適温っていうのは「常に地温がこの温度よ以上ないと発芽しません!」ではなくて、「発芽に必要な温度が毎日累積していって、基準値まで貯まったら発芽する」というシステムらしいんですよ。誤解してるかもしれませんが、私のイメージで言うと「毎日25℃以上ないとダメ」じゃなくて「発芽には地温が累積して100℃必要なので、毎日地温が25℃あれば4日で発芽する」という感じ。つまり、この例だと地温が20℃でも5日あれば発芽することになります。
初めて知った時はびっくりしました。温度って累積できるんだ。そんな概念があるとは……。
だから、このパプリカも、多少寒かったところで長めに待てば発芽すると思い、日当たりよくて暖かい場所で、特別な加温をせずに育てていました。でも、やっぱりダメだったようです。考えてみりゃ、寒かったらタネや発芽したての芽は死んじゃうよな……。反省反省。
だけど、今からすぐに保温器具を買うのは無理だ。さあ、どうする?
ないなら作っちゃえばいいじゃない!
誰も使ってない空の30cm水槽。底に新聞紙を敷きます。なんで水槽が余ってんのかは、気にしたら負けです。
鉢底皿に種ポットを乗せて、置きます。
(自分の水槽の隣で何か起こっていることを察したウーパールーパー)
次はコレ! トウブドロガメのまるちゃんに、バスキングライトを貸してもらいます。だってまるちゃん、陸地も紫外線ライトもバスキングライトも、使ってるとこ見たことないんだもん……。
毎日隠れ家の中でばかり遊んでます。このインドア派め。
バスキングライトを設置。電球が高温になるうえ、中にあるのがいかんせん燃えやすいものなので、カメを飼う時と同じくらいの距離感になるよう調整します。
点灯! いや……これちょっと近すぎでは?
(オイラもそう思うっス)
じゃあこうしましょう。引っ越しの時貼ったガムテープが剥がれなくなってからずっと使っていない30cmガラスキューブ水槽にします。何で水槽が余ってるのかは気にしたら負けだよ。
同じような装備にして、点灯。おお、これはいい感じ!
昼間はこうやって加温します。夜もつけっぱなしは危ないので、バスキングライトを外し、水槽の上から毛布を被せて一応の保温をすることにしよう。眩しいので、水槽手前のガラスに洗濯バサミで雑紙を設置し、シェードにしました。手軽だ。
こんなので本当にちゃんと発芽するのか……? 今回蒔き直したタネたちの発芽結果は、次回に譲ろう。
長くなりましたが、今回はここまでにします。
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では、次回もぜひよろしくお願いします。