こんにちは、音音です。
ぼちぼち冬の間の作業を手につけないといけないな。と思いつつ、チンタラするのでひと作業にン週間かかるなあ。仕事より忙しいなあ。
ところで。チドメグサという薬草が我が家にありまして、確か市内のホームセンターで、水をもらえずに枯れかけてたとこをお迎えしたんだったかな。少なくとも一年くらいは飼ったと思います。
チドメグサというのはセリ目ウコギ科の雑草で、わざわざ買ってこなくてもその辺に生えてるらしいんですね。名前の通り、葉っぱを揉んで汁を傷口にすり込むと血が止まる、という薬効があるようです。細く伸びた茎で地を這い、雲みたいな形の小さい葉っぱをたくさん出して、成長するとグランドカバーのようになります。
しかし一般的には、我が家にある「チドメグサ」ではなく、よくアクアリウム用の水草として売られている「アマゾンチドメグサ」の方が有名です。これもよくある「ウォーターコイン」と同じ仲間ですね。
だから、ネットで探してもあまりこれといってちゃんとした育て方が載ってないんです。調べても「アマゾンチドメグサ」の情報ばかりが出てくる……。私が情弱だからなのか? でもこれは、雑草扱いされている植物によくあることで、「その辺に生えてるねんから何でもええやろ」ということなのでしょう。
いや、まあ確かにそうなんですけど。育て始めは、適当な土に植えたら確かにボーボー伸びましたよ。しかし徒長してしまったのか、伸びたらすぐに鉢の真ん中から枯れてくるんです。
これはいかん、と思って結構色んな環境を試しました。日なたと明るい日陰、どっちでも似たような状態になりました。水やり頻度、乾燥させ気味と湿らせ気味では湿らせ気味の方がよく育ちましたが、旺盛に伸びるとやはりすぐに真ん中から枯れてしまいます。定期的に剪定すればいいんですけど、枯れ始めるのが早くて伸びた部分を剪定すると元気な葉がなくなってしまう。
結局たどり着いたのが、「水捌けのめちゃくちゃいい浅鉢に植えて、洗面器で腰水につけ、日なたで育てる」という方法でした。
そう、これが結局いちばんう上手くいったんです。そう………。でもね……………………
気がついたらこんなことになってたんですよ。
なぜか鉢の手前から生えてきた、チドメグサではない謎の雑草。土の表面はドロドロの藻に覆われています。チドメグサ本体は、小さく白い点のように見える葉っぱだけ。
ちなみにこれ、だいぶ掃除しちゃった後です。する前は、洗面器の内側にもびっしり謎の藻が……………
水につけたら藻が生える、という可能性を全然考えてなかった。日の当たるところに置いてたので、相当成長も早くてあっという間にこんな……
チドメグサ、耐寒性はあまりないので冬はどのみち枯れることが多いようですが、藻のおかげで温かいのか、まだ全部は枯れていません。でもこのまま春を迎えたら、藻と謎の雑草が伸びて呑まれて本格的に枯れてしまうと思うの。
よし、まず、救出しよう。
手前の雑草を抜………………全部引っこ抜けたんですが……………
雑草引っ張ったらツルツルに抜けてしまった。なんだこの穴。真ん中の穴は元々空いてるやつだけど、上下に二つ空いてる小さいやつ、たぶんこれ元々なかったよな………藻かな……それともあの雑草の根が抉ったのかな……こわ、
プッチンプリンみたいにそのままの形で出てきた。さあ、これをなんとか分解して、チドメグサ本体だけをサルベージします。
新しい水に漬けて全体を柔らかくします。ピンセットで一本一本ほぐしていくしかないのか……
きたねえ。
これ多分全部アオミドロですね。どこから来たんだろう……
長い茎が生き残ってる部分もある。
だいぶほぐれてきました。下の方は手前の雑草の根っこで固まってますが、ここまでほぐれればあとは土を洗い落としていくだけです。
おおかた救出できただろうか。
ギェェェ〜〜〜………真っ黒だ。本当にきたねえ。これは庭に捨ててきます。
細切れで残った茎のうち、生きた葉っぱがついていないものは捨てました。比較的大きいものと、生きた葉っぱがついているものは、新しい環境が用意できるまで浅い水につけて、活力剤を与えておきます。
腰水を張った環境ではこれの二の舞になっちゃうな。どんな環境を用意しようかな……。というか、もう結構色々試して撃沈した後なので、何がいいかよくわからないんですよね。
というわけで、まだ試してない栽培環境を3通り用意して生育を観察してみたいと思います。次回、栽培環境準備編! お楽しみに!
短いですが、今回はここまでにします。
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次回もぜひ、よろしくお願いします。