こんにちは、音音です。
音音は京都市在住なのですが、
植物園には植物を育ててみるまで全然興味がありませんでした。
それが、自分で育てるようになってから
出不精なりにけっこうな頻度で、植物園に足を運ぶように。
京都市植物園は大好きですが、
今年の夏、いろんな植物園情報を漁るようになって目についたのが
大阪市鶴見緑地にある植物園、咲くやこの花館でやっていたワークショップ。
咲くやこの花館→ https://www.sakuyakonohana.jp
去年の7月から8月「虫を食べる植物展」の中で開催された「食虫植物苗ポットにペイントデコレーション!」です。
食虫植物大好きな彼氏、知ったその場で電話予約。行動力すげえ………
塗料メーカーのターナーさん「ミルクペイント ガーデン」を使って、素焼き鉢を好きな柄に塗るという、
絵も植物も好きな人間にはタマタマタマンねぇ内容でした。
朝早起きできない音音家は、夕方最後の枠で参加したので、閉園前ギリギリの誰もいない貸切ブースでのびのび制作……
できた私の作品がこちらです。
海のつもり……
どうです?
この上に、観葉植物なんか植えたら南の島みたいになりませんかね?
タイトルに「きれいな彩色鉢」とか書いちゃったけど恥ずかしいな?
グラデーションに時間がかかりすぎて、
結構ワークショップの時間オーバーしてしまいました……。
担当の人ほんとすみません。
素焼き鉢が売り切れていたので、駄温鉢で制作しました。
3.5号ポットです。
ハエトリソウも一株もらえたのですが、
ハエトリソウは、鉢を腰水につけて管理しなきゃいけないので
ミルクペイントがハゲちゃう。
だめじゃん!
一緒にもらったからってこれに植えれるわけじゃねーのかよ!
別の植物を植えなきゃ……
と、そ こ で
この間記事にしたシクラメンと同じスーパーで、しょぼくれたパンジーが売っていた。
本当は観葉植物植えてみたいけど、
もういいや!
植えておしまいッ!
最初、買ってきたばかりの写真がないのが残念!
枯れた葉をブチブチブチブチブチブチ取り除き、
上はいつもの「LIFELEX 花と野菜の培養土」に植えた次の日です。
ずいぶん元気になってきました。
開きかけてきたつぼみ!
葉っぱもシャキッとしています。
さらに数日後。
わーーーーー!開く開く!
彩色鉢に植えるにあたって、心配だったのが
水はけと通気性。
我が家でよく使う種類の鉢では、
素焼き鉢→駄温鉢(テラコッタ鉢)→プラ鉢
の順に通気性と水捌けが良いです。
素焼き鉢は素材が多孔質で、土から常に水分が逃げていくので水捌けが良すぎるため
よっぽど水が大好きで、腰水管理や毎日水やりが必要な子、水苔やピートモスに植える子でもなければ
土がすぐカサカサに乾燥し、弱ってしまいます。
反対に、プラ鉢は水を通さないので
鉢底の穴以外からの通気や水捌けはほぼゼロ。
間をとってちょうどいいのが、テラコッタです。
焼き物だから多孔質だが、素焼き鉢ほどじゃないので通気性はほどよく
鉢自体が水を吸うので保湿でき、すごく優れものなんですよねぇ。
ただ……
それが、塗料を塗るとどう変わるのか?
通気性や水捌けが悪くなったりしないのか?
それが心配で、パイロットテストのためにも、この鉢に植えられてくれるいい感じに丈夫な植物を探していました。
これは、フリーマーケットで買った素焼きの彩色鉢に植わっている、観賞用トウガラシベビー。
土はいつもの「花と野菜の培養土」ですが、元気に育ってます。
素焼きでも、やはり少し通気性と水はけは何も塗らないより悪くなっているようです。
それでも乾燥しやすいですけど……
では、彩色した駄温鉢は?
さらに数日後……
おおおおお
大輪が咲いた!!きれいだねえ!!
結構、塗料下地(プライマー)をがっつり塗ってます。
でも、何も塗ってない駄温鉢と土の乾燥ペースは体感変わらないように思います。
おしべまできれいだね。
シックな色で最高に良い。
世の中では、可愛らしい色の方が人気なんだろうけど、だから売れ残ったんだろうけど……笑笑
彩色鉢づくり体験が楽しかったので、
友人がミルクペイントのセットをプレゼントしてくれました!
ありがとう友人………!
また趣味の沼が増えちゃったよ。どーすんだ。
今回のパイロットテストの結果、わかったのは
彩色しても素焼き鉢は素焼き鉢、駄温鉢は駄温鉢だな。ということ
実験がうまくいったので、
来年の春からはたくさん作ってみようと思います。
では、またよろしくお願いします。