のんのんのおうち大自然

カメと植物と生きものたち

うどんこ病は重曹で治るのか?

 

こんにちは、音音です。

 

 

さあ、春が近づいてきたぞ!

と思ったら、火曜日に雪!!

 

雪!?!?!?

どないなっとんねん地球。こないだ18℃あったやないか。ええ加減にせえ。

 

さて、前回記事では

冬越し体勢を解いていきました。

 

ただ、今冬は大寒波にビビって、あらゆる植物をビニールハウスに詰め込んだ結果

 

うどんこ病が発生……!

 

出たよ出たよウンドコ病😩

去年の夏、イチゴがかかって大変だったんですよ……

またお前かよ……

 

今回主にやられたのは

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キンカン

まさにうどん粉みたいな粉が、葉っぱに点々とついています。

指でこすると取れるので、ややもするとタダの汚れかと思って見逃しちゃいそうなのですが、

これが葉っぱにつくカビときた。

 

カビなので、近くにいた作物にもフワフワ飛んでいって感染します。

写真はないのですが、近くにいたイチゴもまんまとヤられました。

ちーん😇

 

さて、 こいつは治療しないと葉っぱがどんどん枯れて株が弱るので

治療しないといけません。

まだ! 初期だから! きっといけるはず!

去年の夏のイチゴよりは、ずっとマシ!

 

早期発見は大事です。人間でも植物でもね。

いい加減人間も健康診断行かないとなあ……

 

 

ところで、こいつはカビだから

殺菌剤を撒けばすごく効果があるはずなのですが、

殺菌剤は水棲生物への毒性が高く

我が家のペットたちはほぼ全員水棲生物なので、使わずに済むなら使いたくない。

 

できるだけ穏便な方法で、解決できないものか?

 

そこで彼氏が提案してくれたのがこれ。

 

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食用重曹

これを水に溶かして、葉っぱに撒く。


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1Lの水を用意し、濃いめの900倍で溶液を作ります。

 

バケ学にまあまあ明るい彼氏、手慣れとる。


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霧吹きに入れて、レッツ散布!


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葉っぱの白い粉が見えなくなるまで、ビシャビシャに撒きます。

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ


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クリスマスローズもちょっと調子が悪いので、撒いてあげよ。


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その前に、藁で土をカバーします。

重曹水はけっこうアルカリなので、地面にできるだけ染み込まないようにね。

こいつらには余ったから撒いただけなので、もったいないけど今敷いた藁はこの後取っちゃいました。


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葉っぱの裏にもできるだけ容赦なく撒きたい。

便所に隠れていても引きずり出してやる。

 

この調子でイチゴにも撒きます。

 

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さっき敷き藁を敷いて土にに染み込まないように、と言ったくせに

イチゴは元々敷いてあった藁を除けます。

だって多分これのせいで蒸れてカビやすくなってるんだもん!

 

撒く時はできるだけ土にかからないよう慎重に撒きました!!

 

こんな感じで、重曹水を注ぎ足し注ぎ足し

2〜3日に一回ペースで散布すること10日ほど。

 

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前より少しマシになってきたような……気がする!

正直、葉っぱについた粉が残ったウドンコなのか

重曹水の水が揮発して残った重曹の粉なのか

わかりません。

 

 

さらに数週間

 

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見て!!!

完治とはいかないものの、だいぶ治ってきたと思いませんか!?

 

暗いので見にくいですが、キンカンはまだ下の方に少し残っているものの、

イチゴはほぼ完治したようです。

 

とりあえず、軽いウンドコドコウンドコ病ならある程度食用の重曹水で退治できる

ということがわかりました。

 

あとは、多少寒くても風通しのいいところに置き

マルチングを外すなどなど

カビの好きそうな、蒸れる条件を取り払うのも大事だったみたいです。

 

次から早期発見できれば、この方法を使っていきたいと思います。

もちろんこれより重ければ、殺菌剤を撒くしかないのだが。

 

しかしそうなると、イチゴなんか寒さに強いからいいけど、柑橘って難しいよね。

寒いと枯れるからあんまり風通し良いところに置けないし。保温もせにゃならんし。

 

寒くないけど蒸れないって、難しくない?

暖地はなぜ柑橘が名産なのか、よくわかります。

 

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ねえ、その実そろそろ食っていい?

ねえねえ食っていい????

 

では、今回はここまでにします。

次回もぜひ、よろしくお願いします。