こんにちは、音音です。
大変だ!!もう例の名前を言ってはいけない10年に1度のあの大寒波が!!
すぐそこまで来ている!!
感じるぞ、もうなんか日曜くらいから妙に底冷えしているのだ……
音音、京都市在住
今夜から雪との予報なので
月曜日の出社前に慌てて大寒波対策。
今回は更新曜日早めに
その作業風景のレポです!!
さてここでブログを書きながらウェザーニュースの予報をチェッk……
う、うえぇええマイナス5度!?
いやちょっと待てや
京都市は毎年雪くらい降るが
こんな気温は流石に……10年住んでてこんなのはない。いやないよな? ないですよね?
でもこれ、京都市だからまだ全然全然全然マシなほうなんだよな……
ゾッとする。
あぁぁ、やばいよぉ
hey、庭の植物たち……
ハウス内の植物の中にも、0℃大幅に切るとダメになるやつが結構いる。
おおよそダメそうなやつがこちら。
シダの中でもタニワタリの仲間、レズリーやアスプレニウム(奥の2つ)
ローズゼラニウム(左手前)
オレガノ(右手前)
ローズゼラニウム元気だな。茂りすぎて奥のやつ見えないんだけど……
ハウス外のやつにもちらほら。
オリヅルラン(左2つ)
ラナンキュラス(真ん中)
すかしユリ(右2つ)
ラナンキュラスは多分寒いの平気なんだろうけど、この間昼間15℃前後が続いた時に芽が出たんですよ。
もしかして春と勘違いして芽が出たのでは?
という心配があるから一応。
春だと思ってんのにマイナス5℃来たら話が違うもんな。
ユリも多分平気なんだろうけど、品種によって耐寒性に大きな差があって
すかしユリがどれくらい寒さに強いか、調べてもよく分からなかったので、一応リストイン。
ハウス外のシダ一族。
真ん中の3つ……ボタンファーン、西洋タマシダ、レインボーファーンは、あったかいヨーロッパ出身なので外はダメかなぁ。
手前の右二つは、ベニシダとトキワシノブ。日本産のフレンズは多分大丈夫だと思うけど、鉢が小さいので心配です。
それと、忘れてはいけないのが
耐寒性の食虫植物たち。
モウセンゴケとサラセニア。
雪をかぶっても日光さえあれば元気……と聞くこいつらだって、
腰水が底まで凍ったら多分話は別だろう。
さて、今挙げたやつらを
家の2階に運びます……大変だぁ〜〜〜……。
枯れ草置き場のカタバミちゃん、お前たちは元気だねぇ……。
とりあえずデカいやつと、日光少なくても大丈夫なやつはクソ殺風景な音音の部屋へ。
というか、一週間そこらは日光少なくてもちょっと耐えて。凍死する寒さよりマシだろ。
どーーーしても日光大好きな野郎たちと、比較的小さいのは日当たりのいい廊下の窓際へ。
チェッカーベリーも小さくて心配なので、入れました。
これ以上ここに並べると、さすがに廊下が狭いので、けっこう多くの子に日光我慢してもらってます……。すまんな。
あーーーつかれた。
こんだけの植物を階段往復して中に入れるの、いい運動だった!
さて、ビニールハウスに戻ります。
中にいた植物がだいぶ家の中に入り、
その分の隙間が空きました。
ここで、ハウス外にある植物のうち、冷たい風に当たりまくるのが心配なやつらを入れます。
と、その前に
ハウスの壁部分は、暖かめの昼間なんかにいつでも捲って風通しよくできるよう、
下の方のビニールを固定せずにいたのですが
今後数日はしっかり風をよけてもらいたいので、
留め具でビニールが捲れないよう固定します。
ほら、心もち壁がピンとしました。
さて、運び込みます。
今回特別に外からここへ移動させたのは
パンジーは、鉢が小さい上に花が咲きまくっているので、雪が積もると花が潰れそう。
ナンテンは、案外耐寒温度が高いようなので念のため。
イチゴも雪が積もったって平気だろうけど、新しい葉をニョキニョキ出しているところなので、一応入れます。
クリスマスローズも大丈夫だと思うけど、ツボミをつけているやつ、まだ一年目で小さいやつ、弱り気味のやつ、と揃い踏みなので
念のため入れました。
と、言っても
このハウスに保温は期待していません。
風よけと雪よけになればいいかな、くらいのつもりです。
でも、冷たい風が当たらないだけでもかなり変わると思うんだ。
ただ条件によっては、閉め切られたハウスの中が外気より寒くなることもあるらしい…
だから、ドアだけは完全密閉しないでおこうと思います。
さて最後。
ハウスの外に残った植物たちには
新しく買った敷き藁をあげようと思います。
敷き藁は、冬の最初に全員配ってるんですが、
ずいぶん土になっちゃったり風で飛ばされたりして少なくなっているので
フッカフカにしてあげたい。
根だけの姿で越冬中のミョウガ(真ん中)
ムスカリ(右)
カルーナ(左)
お前はすでにちょっと土がシャリシャリ言ってるので、ハウスの中に入れても一緒かな。
とりあえず雪が直接土に積もらないよう、ふっっかふかにしてあげました。
カルーナ、スカンジナビアの荒れ地出身であるお前には、敷き藁なんか要らないだろう……
というか、スカンジナビアの冬に藁も落ち葉もないんだろうけど
念のためお布団をあげよう。
ムスカリも、下手したらカルーナと同じくらいの耐寒性だそうで
敷き藁もまだフカフカだったから、このままで。
日本のシダたち
ゼンマイ、コゴミ、ワラビ。
お前たちは地上の葉が全部枯れてるし、体もでかいので
体が埋まるくらい敷き藁を。
こいつらは、たぶんきっと日本の冬なら耐えてくれる。
もう藁で埋めちゃえ笑
とりあえずここは藁配りおーわり。
次はでかい木たち。
キンカンは、柑橘なので寒いのが得意なわけもないんだが
ごめんな……鉢が重すぎて持ち上がらなかったの……
せめてたっぷりお布団あげとくから耐えて……
タラの木、お前はしっかり寒さに当たっとけ。
寒さに耐えて、芽を出すのだ。
ハウスの中の南天にも、少し藁あげました。
きれいな紅葉だねえ、お前!
さて、一通り作業は終了。
これで本当にこの大寒波を乗り切れるのだろうか。
正直、作業をしてる時はまだ予報がマイナス3度だった。
でも、いざブログを書くときになったら、マイナス5℃まで下がってた。
だから、若干不安なんです。これで大丈夫なのか……。
さて、今回新しく学んだのは「耐寒ゾーン」という概念。
もちろん詳しい人はご存知なのでしょうが、私は無知ゆえ今回はじめて知りました笑笑
耐寒ゾーンというのは、さまざまな場所の冬の平均気温を調べ、
それによって、場所による寒さの厳しさ度合いを細かく段階分けしたものだそうです。
こちらのサイトを参考にしました↓
https://provenwinners.jp/learn/hardiness_zone_map/
それぞれ植物の耐寒性を調べたとき、
「耐寒温度-20℃」みたいな表記だと、一晩その温度になる程度なら耐えられるのか、ずっとその温度でも大丈夫なのか、わからない。
でも「耐寒ゾーン」は、だいたい冬の平均気温が何度くらいの地域であれば冬を越して生きられるのか、という指標なんです。
調べたところ、京都市あたりは耐寒ゾーン「9a」に位置しています。
だから、8以下の耐寒ゾーンで冬越しできる植物ならば
ひとまず我が家で冬を越すのは心配いらないようだ。
という、実に便利な指標です。詳しい人、語弊があったらごめんなさい。
またひとつ、かしこくなりました。
耐寒性のある植物は、
下手に寒さ避けに気をつかうより、寒風に当てて季節を感じてもらった方が元気に育つ。
過保護は禁物。
というのはここ一年でわかっていたことなのですが、
今回ばかりは流石に心配です。
本当にこの一週間を乗り切れるのでしょうか……。
今回は、ここまでにします。
では、ぜひ次もよろしくお願いします。
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追記
翌朝、結局外にいた植物も全部ハウスの中か玄関に取り込みました。
雨が降るってことを忘れてたの…………
いつもの時間に起きたら雨でびしょびしょになってる植物たち。
いきなり雪が降り積もるならまだしも、雨で濡れた後氷点下の気温になったら…………
土がガチガチに凍る。それはヤバいよ!
でも、家の中に入れられない重さ大きさのやつも多く……
気温は外と変わらないけど、ハウスの中で夜までに少しでも水分が飛ぶのを祈るしかない。
ああ、やらかした!
本当に大丈夫かなぁ……
日本の皆様
寒冷地、雪の経験のない土地の皆様
人が死ぬ寒波、生き延びていきましょう……!